ここの名産「愛南びやびやかつお」は、漁場が近いため鮮度を落とさず処理を加えるため、漁から水揚げまで最短数時間という、ほかではほぼあり得ない新鮮なカツオが味わえる。
南びやびやかつおには、いくつかのルールがある。
一. 一本釣りまたは曳網釣りされたもの。
一.釣り上げてすぐに活け締め・血抜き処理されたもの。
一.釣り上げたその日のうちに水揚げされたもの。
一.水揚げした後、スラリーアイスで保管されたもの。
一.愛南漁協が管理し、品質の確かさを認めたもの。
最短だと、早朝に漁が行われ、昼に帰港し、午後からセリが行わる。
かつおというと高知のイメージが強いが、実は、愛南町の深浦漁港が四国最大の水揚げ量を誇る。愛南びやびやかつおは、愛媛県内や東京、大阪でも食べられる店が増えている。だが、地元・愛南町の食事処、ホテルなどで食べるのがおすすめだ。初かつおの旬は4〜6月、戻りかつの旬は10・11月。特に、刺身が絶品だ。
愛南びやびやかつお
いよ観ネット
(Written by Aki Shikama)