いよいよ、明日7月18日〜9月27日まで、東京・六本木の森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)で、ガンダム35周年を記念し、シリーズ第一作「機動戦士ガンダム」を中心に、ガンダムの魅力を徹底的に解き明かす展覧会「機動戦士ガンダム展」が開催される!
今回の「機動戦士ガンダム展」の見どころは、一挙1000点を公開する制作資料。
物語の生みの親・富野喜幸総監督(現・富野由悠季氏)の企画段階のメモや、昨年の大阪展での「ガンプラ大作戦」で来場者が制作したガンプラ1000体の展示。
さらに、キャラクター・デザインを手掛けたアニメーション・ディレクターの安彦良和氏が、アムロやシャアら魅力的なキャラクターを描いた原画や、ガンダムやザクなど、モビルスーツをデザインしたメカニックデザイナーの大河原邦男氏の精密な設定画の数々など、ガンダムの豊穣な世界にどっぷりと没入することができる。
本日、そんな「機動戦士ガンダム展」のプレス内覧会が開催されたので行ってきた!
プレス内覧会には、声優でアムロ・レイ役の古谷徹さんも登場!登場するなり、あの名台詞「殴ったね、親父にもぶたれたことないのに!」を披露し、会場を盛り上げた。
さらに、「打ち切りでしたもんね。43話で最終回を迎えてしまったんですから。とてもじゃないですけど、その後のガンダムワールドの広がりは想像もできませんでした」と、当時を振り返った。
また、アムロの初期設定で、その頃は名前が「アムロ・レイ」ではなく「本郷東(ほんごうあずま)」だと知った古谷さんは、「そうなると、『アムロ行きまーす!』じゃなくて『本郷行きまーす!』になりますね。なんか、締まんないですね(笑)」と、会場を沸かせた。
そして、ここで問題発言!?「好きなモビルスーツは?」という質問に、古谷さんは、もちろんガンダムが好きと前置きをしつつも、「量産型ゲルググですね。シャア専用じゃない、あのグリーンの」と、明らかにガンダムよりも好きそうな感じで話し、周囲を驚かせた。
最後に、1000体のガンプラが飾られたコーナーの前で、『ガンダム』の魅力について質問された古谷さんは、「やっぱり、本来なら起こしてはいけない戦争を描いたストーリー。まさに人類が永遠に抱えるテーマが描かれているというのが一番だと思います。」と話した。
ちなみに、この1000体のガンプラの中に1体だけガンダムが飾られているが、それは古谷さんが作ったもの。
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