ヌンチャク1

世の中を騒がしているニュースに対して、日本の国民は、本当は「どっちのミカタ(味方・見方)」をしているのか?アンケートを取って検証する企画「どっちのミカタ?」。
 

7月23日に開催された夏の全国高校野球・埼玉大会5回戦、滑川総合VS埼玉栄に代打で登場し、バッターボックスでとんでもないパフォーマンスを見せて話題となっている滑川総合高校の“ヌンチャクくん”に、埼玉県高野連が注意処分を与えることが分かった。


ヌンチャクくんは、代打として打席に立つと、バットをまるでヌンチャクのように振り回し、アニメのポーズを取ったりしていた。
すると、ダルビッシュ有もツイッターで「どこの高校の誰か気になる(笑)」と取り上げ、メジャーリーグの公式サイトでも紹介された。

そこで今回のテーマは、高校野球の試合でパフォーマンスを披露したヌンチャクくんの行動は、アリ?ナシ?
結果は、ご覧の通り・・・

ヌンチャク2
(n=581)

「アリ」と答えた人は249人。「ナシ」と答えた人は332人と、全体の約57%の人が「ナシ」と回答した。


「アリ」と答えた人の意見は、こちら!


「特に問題ないと思います。審判も注意していなかったし、相手チームからのクレームも無かったので。話題になって後で注意処分というのは酷いと思いました。」(37歳/男性/アルバイト)

「その行動が、やった本人にとって緊張をほぐすとか、力の源になるとか、何らかの理由があってのことなら良いと思う。」(55歳/女性/パート)

「手首を柔らかく使うための手首の運動やリラックス法なのに、パフォーマンスとして取り上げること自体がナンセンス。バッティングのための準備運動でしかないのに馬鹿げている。」(34歳/男性/会社員)

「バッターボックスに入って構えるまでのある種の験担ぎぐらいにしか思っていない。それを否定したらイチローもダメみたいな風潮になりそうな気がする。プレイボールがかかるまでに終えているのであれば問題ないと思う。また、元近鉄の梨田のように構えながらバットを揺すっていた(いわゆる「コンニャク打法」)を思えばかわいい気がする。」(39歳/男性/無職)

「ちょっとやりすぎっぽかったけど、盛り上がっていたし・・・、いい思い出になるんじゃないかと思う。」(17歳/男性/学生)




「ナシ」と答えた人の意見は、こちら!


「みんなが一生懸命、甲子園を目指すために、その場で出来る限りの力を野球に注いでいる試合の最中に、そんなふざけた事をするのは、頑張っている子たちに失礼だし、一生懸命応援している人たちも、不快な思いをするから。例えば、親睦を目的とする試合なら盛り上げるパフォーマンスとして良いかもしれませんが、TPOを考えて行動して欲しいです。」(47歳/女性/その他)

「真剣に練習している球児たちに失礼だと思うが、本人よりもむしろ黙認していた監督や学校側に対する責任追求をすべき。本人はそんな事をしている暇があれば、もっと練習して打率を上げられるようにすればいい。」(59歳/男性/会社員)

「ある程度のパフォーマンスは許せる(むしろ見てみたい)と思うが、彼のやったことは金属バットを視界外などに思い切り振り回す、危険極まりない行為なので非常識だと感じた。ここの高校が負けたことで大惨事が起きずに済んだとホッとするほど、彼は危なっかしい。」(22歳/男性/アルバイト)

「人を楽しませることを目的としたプロ野球ならアリだと思うが、ほとんどの選手が甲子園を目指して一生懸命やっている高校野球では、やっぱりナシだと思う。」(33歳/男性/会社員)

「これを認めるということは、高校野球は見世物、ショーであると認める事につながる。学校名や個人の売名行為として、今後に懸念される行動と容易に想像できる。」(44歳/男性/会社員)




今回は、このような結果になりましたが、みなさんはどっちのミカタですか?