そのチェコ、日本でなかなかなじみがないせいか、「チェコに行きたいけど、大丈夫でしょうか」という問い合わせが、東京のチェコ政府観光局に来るそうです。近年、世界各地で宗教テロや犯罪などが起き、旅行者の安全も脅かされています。
そこで、チェコ政府観光局本部(プラハ)が最近、「チェコ安全宣言」ともいえるポスターを作成しました。その概要が、以下の通り。
【1】チェコは安全な旅行先。調査によると、チェコは世界162か国の中で11番目に安全な国。
【2】(近年では)テロ事件は発生していない。チェコでの発生は2009年以来ゼロ。
【3】宗教テロに関わる逮捕者が他国と比べて極めて少ない。国内での逮捕者は9名。
【4】民主化のレベルが高い。世界各国の民主化度を比べる調査で、チェコは69.5ポイント(112か国で31位)。ちなみに1位はノルウェーの87.8ポイント。
【5】「盗難」の発生が少ない。国内の発生率は1万人の市民に対し、たった4件。
【6】チェコ国民は、同性愛者、多国籍人種、キリスト教以外の宗教に対する「寛容性」が高い。
【7】「救急車」の到着時間が極めて早い。プラハ市内で平均8分、チェコ国内でも15分。ちなみに、ヨーロッパ諸国での平均は30分。
昨年、チェコ・プラハを初めて訪れました。ヨーロッパ随一ともいえる古い街並みがそのまま残り、素晴らしい雰囲気でした。その一方で、近代的なショッピングモールなどもプラハ中心部にあり、まったく不便もなし。昔の東ヨーロッパ的なイメージも払しょくされ、大通りなら夜に歩いても危険だとは感じませんでした。街歩きが1日じゅう楽しめるプラハ、そしてチェコはおすすめです!
情報提供:チェコ政府観光局
(Written by Aki Shikama)
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