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海外旅行の楽しみ、その1つが、地元のスーパーマーケット。日本ではまったく見かけない食品に遭遇したり、現地の人々の生活をかいま見られたりと、とても楽しいです。

今回、アメリカ西海岸にある地元でおなじみのスーパー「Ralphs」に行ってきました。Ralphsは、数あるスーパーの中でも価格がリーズナブルで“庶民派”のお店として親しまれているそうです。

そのスーパーの加工食品のコーナーで「TOFU」を見つけました。そう、豆腐です。別に、豆腐そのものを海外で見かけるのは最近、それほど珍しくなくなってきました。しかし驚いたのが、ズラリと並んだ豆腐のメーカーが「House Foods」、ハウス食品だったことです。

日本のハウス食品といえば、まずパッと思い浮かぶ商品は「バーモントカレー」「こくまろ」などのカレールーでしょう。ほかに、調味料やシチューなどもありますが、ハウス食品が豆腐を率先して製造しているイメージは、まずありませんでした。

ハウス食品の公式サイトによると、アメリカの現地法人で「ハウスフーズアメリカ社」があり、“アメリカに新たな豆腐文化を広げます”とのこと。店頭で見たように、豆腐、しらたき、お揚げ、こんにゃくなどを現地で製造・販売していました。現地法人のページには“Tofupedia”があったり、豆腐を使ったレシピを載せていたり。日本人におなじみのカレールーもなくはないですが、とにかく豆腐が全面に出ています。

「豆腐はヘルシーなグルメ」と、アメリカでもようやく一般的になってきたころ。そのけん引役が、ハウス食品なのです。
 
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House Foods

(Written by AS)