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1997年に開催された初の野外音楽フェス「フジロック」が開催されてからというもの、日本でフェスブームが一気に駆け上がり、今では音楽フェスという言葉だけでは一括りにできないほど、多様なジャンルやテーマを持った音楽フェスが開催されるようになりました。
一昔前までは、フェスに参加する音楽ギークの顔ぶれはある程度決まっていましたが、最近ではアウトドアやパーティー、デートの延長線上で参加する人や、海外の人の参加も増えたことにより、多種多様な人種が一体となるフロアに変化してきました。
そんな中、チケット売買のプラットフォームを提供しているTicketbis(http://www.ticketbis.com/jp/)が2015年度のフェスチケット売上ランキングとして、「日本人が好む海外フェス」、「訪日外国人が好む日本フェス」といった、変わった視点でフェスに切り込んでいたので紹介します。
音楽ギークな日本人が最も購入した海外のフェスチケット断トツ1位は、ベルギーで開催される世界最大級のEDMフェス「Tomorrowland」!
動員人数、チケット完売スピード、出演者、ステージ演出、何においても世界一ではないでしょうか。納得の1位です!
続いて、世界20カ国近くで開催されている「Ultra Music Festival」の韓国イベントが2位という結果でした。こちらもTomorrowlandに負けず劣らずのモンスターEDMフェス。「手軽に安価で行ける」という利便性がランクインの要因になったのではないでしょうか。
そして、「Ultra Bali 2015」、「Seoul Jazz Festival 2015(韓国)」、「British Summer Time 2015(イギリス)」が並んで3位にランクインしているようです。
次に、訪日外国人が年々増加している日本において、訪日外国人の日本フェス事情はいかがなものでしょうか。
Ticketbisによると、フジロック・サマソニを抑えて見事1位に輝いたジャパニーズ音楽フェスティバルは、「TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2015(メトロック)」でした!2013年にスタートしたまだまだ若いフェスですが、「Perfume」や「BABYMETAL」といった日本独自のパフォーマンスを有したアーティストのラインナップや、利便性の良さが外国人の方々にウケたと考えられます。
続いて2位は、「Ultra Japan 2015」です。グローバルブランドとしての強みを遺憾なく発揮した結果ではないでしょうか。
そして3位はパンクアーティトの祭典「Punkspring 2015」でした。
どれも東京で開催のイベントという結果でした。