9月5日、落花生の殻を使用した枕「らっかせいまくら」(5400円)が発売される。
言わずと知れた千葉県の特産品「落花生」。全国生産量の7割以上が千葉県で作られているのだが、落花生の殻はゴミ、もしくは産業廃棄物として処分されているのが現状だ。
しかし、落花生の殻には、枕の素材として必要不可欠な吸水性やクッション性などの枕としての基本機能が揃っているだけでなく、臭いを軽減させる消臭効果等の高付加価値機能も確認されている。
また、一般的に普及している「そば殻」などの天然素材に比べて、機能面やコスト面でも優れていることから、そば殻の代替品としても活用が期待できる素材となっている。
「こんなすばらしい素材を捨てるのはもったいない」「落花生を作ることができる農家さんと、枕を作ることができる会社が偶然にも同じ千葉県内にあるのであれば、落花生の殻を使った枕が作れる」
そうして生まれたのが、この「らっかせいまくら」だ。
この「らっかせいまくら」は、落花生の殻を100%使用。千葉県内の落花生農家から殻を回収し、その殻を粉砕・選別・洗浄・脱水・乾燥の加工を行い、枕の中素材として仕上げている。
枕の形状は、落花生をかたどった落花生形。この落花生形の中央のくぼみ部分が首元にぴったりとフィットして優しい寝心地を実現。また、落花生の殻から独特のらっかせいの香ばしい香りも楽しむことができる。