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世の中を騒がしているニュースに対して、日本の国民は、本当は「どっちのミカタ(味方・見方)」をしているのか?アンケートを取って検証する企画「どっちのミカタ?」。

9月2日、自民党の成年年齢に関する特命委員会は、民法の成人年齢や飲酒、喫煙を可能とする年齢を18歳に引き下げる提言案をまとめ、同日の会合で提示したが、出席した議員から、飲酒や喫煙の健康被害や生徒指導を懸念する声が噴出し、提言案の了承は見送られた。

そこで今回のテーマは、飲酒と喫煙を18歳から可能にすることについて、賛成?反対?
結果は、ご覧の通り・・・

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(n=596)

「賛成」と答えた人は189人。「反対」と答えた人は407人と、全体の約68%の人が「反対」と回答した。


「賛成」と答えた人の意見は、こちら!


「20歳が境界線だと、大学生は両方の年齢が混在することになります。浪人生の存在もあることから、とても区別が付けにくい。実質、一年生でも飲んでいることから、18歳以上にしてしまったほうがいい。ただし、成人18歳の罰則も徹底的に厳しくするべき。」(52歳/女性/自営業)

「国政の税金徴収のためだと思うけど、脳や身体に影響がなければ賛成。それより、正しい飲酒や喫煙マナー、依存について教育すれば良いと思う。」(30歳/女性/自営業)

「大学生や専門学校生などは、新歓コンパなどで18歳から飲酒することも多いので、飲酒については賛成です。喫煙も個人的にはマナーさえ守ってくれれば賛成です。犯罪もそうですが、成人である以上、自己責任でしっかり判断して欲しいですね。」(41歳/男性/会社員)

「かなりの人が隠れてお酒を飲んだり喫煙をしている。18歳に引き下げたところで、それ以下の人の飲酒喫煙がなくなるわけではないので、下げてもかまわない。」(51歳/女性/専業主婦)

「選挙投票率の向上や税の徴収率の底上げになりそう。その分、飲酒運転も増えるだろうが。」(21歳/男性/会社員)




「反対」と答えた人の意見は、こちら!


「喫煙者の肩身が狭まっているこのご時世に、リスクしかない喫煙やお酒を18歳まで引き下げるなんて絶対に反対。政府が税収を期待しているとしか思えない。」(41歳/女性/パート)

「若者からも、たばこ税・酒税を巻き上げようという魂胆が見え見え。世界的に禁煙に向かう中で日本だけが若年層にも喫煙を解禁するようなことは許されない。ただでさえマナーの悪い喫煙者や酔っ払いのトラブルが多いのに、理性の縛りの緩い若者に解禁したら余計に問題が増える。」(25歳/男性/アルバイト)

「アルコール業界やタバコ業界が裏で動いている感じがする。18歳からにすると実際の飲酒や喫煙年齢がもっと下がりそうだ。タバコも酒も逆に25歳以上とした方が、販売や取締もしやすくなりそう。」(51歳/男性/専門職)

「飲酒はともかく、たばこは体に悪いことが証明されているのに、わざわざ早くする必要はない。たばこを吸う人のマナーもまだまだ悪い。」(34歳/男性/無職)

「若年のうちは成長等の健康面に影響が出るという理由で禁止されている側面もあると思うので。海外でも18歳で成人と認められても、21歳まで飲酒喫煙が禁止されている国もあることには、それなりの理由があるはず。人気取りや税収を増やすための政策だとしたら考え直したほうが良い。」(33歳/男性/会社員)




今回は、このような結果になりましたが、みなさんはどっちのミカタですか?