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映画評論家の町山智浩氏によると、現在のハリウッドの映画は中国市場に向けて作られていて、予算を大きくかけたアクション超大作ばかりになっているという。ストーリー性を重視した映画の制作者たちは、有料配信もされるドラマに流れていて、それによってアメリカではドラマのクオリティがどんどん高まっているのだとか。

以前、当サイトでも、動画共有サイトの普及で映像を公開することがぐっと身近なものになっていると紹介したが(Nicheee! 「早稲アカのブランドムービーが2本とも泣ける)、今回紹介するゲストハウスウエディングなどを展開しているアニヴェルセルが制作した動画を観ると、アメリカのドラマのような流れが日本ではこういうWEBムービーに起こっているんじゃないかと思ってしまう。

アニヴェルセルは、「バージンロード」をテーマに、これから結婚する男性と女性、それぞれの視点から展開される動画を制作。



 
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はじめての出会いから交際までの、誰もが共感できるやんごとない気持ちから、交際中やプロポーズのシーンへ。時間の経過とともに「22」からはじまる数字のカウントダウンは何を意味しているのか。映像の最後に数字の意味と、それに込められたメッセージが明らかになる。

ことし6月25日の公開以来、“歩む女”編は50万を超える再生回数、“待つ男”編も29万と順調に再生数を増やしているようだ。
結婚式場のブランドムービーということで、観るのは一方的に女性に思えるが、それでも男性編は男性からの評判も高いという。
動画を観ればわかるのだが、「女性が想像する男性目線」ではなく、男性が共感できる“男性目線”を描いている結果だろう。

2つの動画に共通するキーワード「22」とは、何の数字なのか。男は何を待ち、女はどこへ歩むのか。
「しょせんCMでしょ…」とあなどっていると、思わず足元をすくわれて、職場や家族の前で、涙目を見せることになるだろう。

アニヴェルセル ブランドムービー