昨今、人は”感動”を求めている。夏の甲子園では炎天下の中、白球を追う高校球児達に毎度涙させられるが、それも過ぎた話。秋風が吹き肌寒くなってきている今日この頃、現代人は藁にもすがる思いで”感動”を求めているのだろう。それを象徴するようにSNSやまとめサイトなどには「このCM感動した!」「涙が止まらない」などの声とともに企業が制作したCM動画が数多くあがっている。
中でも富士重工業(SUBARU)の、映画番組『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系 金曜後9時)の放送枠のみで公開されているショートフィルム風のCMは
「泣ける!」と大反響を呼んでいる。
そんな『SUBARU』の新CM「衝突安全 父になる」篇と「予防安全 娘の想い」篇が公開され、CMの楽曲が歌手の小田和正が書き下ろした最新曲であることがわかった。
小田和正は、「広がる空の下 はるかに続く道を 幸せを乗せて どこまでも走っていくスバル車」をテーマに曲を書いたと語る。この曲は2013年4月24日に発売された29thシングル、「その日が来るまで/やさしい風が吹いたら」以来、約2年半ぶりの最新曲であり、タイトルや発売日も未定、フルバージョンも未発表となっている。
小田和正の楽曲が使用されている同CM「衝突安全 父になる」篇と「予防安全 娘の想い」篇はともにそれぞれの家族愛が描かれており、小田和正の優しい透き通るような歌声が心を動かす内容となっている。
「たしかなこと」(明治安田生命)のCMソングを筆頭に”感動”の名曲を生み続ける小田和正。感動を求めている現代人には彼の歌が必要なのかもしれない。
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