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そろそろ「柿」のおいしい季節がやってきた。その柿の大きさ、手のひらにすっぽりと収まるサイズを、普通はイメージする。そんな常識をくつがえすかのような、まるでカボチャほどの大きさの柿が、愛媛県西条市で栽培されている。

西条市では、柿の中でも最大級の大きさで、「太天(たいてん)」という品種の産地化に取り組んでいる。太天は、甘くて果汁が多く、脱渋後しばらくはサクサクとし、その後は熟するにつれてしっとりするという、独特の食感が特長という。

中でも、糖度15度以上、重さ590g以上のプレミアム果実には、“食べた人に福が来ますように”という願いを込め、「黄金福嘉来(おうごんふくがき)」と名付けられている。

柿のトップブランド、黄金福嘉来を目指し、生産者は日々、果実を傷つけないよう、おいしく仕上げようと手塩にかけて育てているとのこと。西条市の新ブランドとして注目を集めつつある。

黄金福嘉来の収穫は、11月上旬から。柿の渋を抜き、11月下旬から12月中旬まで出荷する。

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いよ観ネット

いまどき西条

(Written by Aki Shikama)