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2015年12月、LCC「ジェットスター・ジャパン」の大阪(関西)−台北(桃園)が新規就航しました。この就航初便に合わせたイベントが、大阪・関西空港での搭乗口で行われ、ジェットスター・ジャパンのマスコットキャラクター「ジェッ太」や客室乗務員らが記念品を配布。ほぼ満席の乗客を乗せて定時に出発し、好調の滑り出しとなりました。

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大阪・関西空港には、日本航空やチャイナ・エアライン、エバー航空といった大手航空会社をはじめ、日本のLCCではPeach(ピーチ・アビエーション)、台湾のLCCも続々と就航しています。ジェットスターにいたっては、同じグループ会社のジェットスター・アジアも運航中。大阪−台北、いまや1日20便ほどが就航する一大人気路線となっています。

昨今の円安により、台湾からの訪日客が増えているのはもちろん、海外旅行がしづらくなっている日本人にも台湾は根強く人気が高いです。特に、関西人になぜ台湾が人気なのか、その理由を探ってみました。

■ 関西から台北まで片道3時間しかかからず、LCCでも余裕
関西空港から台北での国際線の玄関口・桃園空港まで、片道で約3時間。これが首都圏の羽田空港、成田空港からだと4時間ほどかかります。たった1時間の差でも、けっこう大きいです。特に、LCCの場合、機内サービスがすべて有料でシートピッチも狭く、「LCCでも気軽に行きやすい海外」という感覚で、リピーターも続出。

■ 食にうるさい関西人も納得する現地メシの美味さ
台湾グルメは、数ある中華料理の中でも日本人の口に合う味付けが多いです。大阪はくいだおれの街なだけあり、食にはけっこううるさいが、台湾での味のレベルは総じて高いと感じます。ごはんが美味しくないと納得しない関西人、美味しいものには財布のひもも緩みそう。

■ 台湾人のやさしさに惚れ惚れ
関西人に限ったことではないかと思うが、台湾人は本当にやさしいです。たとえば、道をたずねると、とてもていねいに教えてくれます。とあるレストランで、英語で伝えたのが思うように通じなかったら、英語が通じる人間をわざわざ呼んできてくれたこともありました。大阪は人情のまちといわれ、そこに通じるものも。

飛行機の便数が増える=選択肢が増えると、航空会社間で競争となり、運賃の価格合戦も激しくなります。運賃が下がるのは、利用者にとって大歓迎。特に、日本を拠点とするLCCでピーチに続き、ジェットスター・ジャパンの就航でますます便利に。冬でも暖かい台湾へ、大阪発がいま、おすすめです。

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(Written by Aki Shikama)