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甲子園のシーズンといえば、春と夏と思う人もいるかもしれないが、冬に、しかも大学生たちが熱いバトルを繰り広げる甲子園がある。
その名も「ゴミ拾い甲子園」。今回で5回目の開催となる「ゴミ拾い甲子園」が、足立区の西新井橋緑地野球場付近で開催されたので行ってきた!

※前回の「第4回 ゴミ拾い甲子園」の様子は、こちら!

「ゴミ拾い甲子園」は、“ゴミ拾いを汗と涙の青春社会貢献活動に!”をスローガンに、大学生(インターン生)が考案した学生のための部活動。
2013年12月に初めて開催され、参加した学生の口コミやSNSで話題となり、今では「学生のための新しい社会貢献イベント」として注目されている。
その人気の秘密は、ゴミの環境負荷の度合いに応じたポイントで得点を競い合う「ゲーム感覚で楽しく、そして試合のように熱くなれるゴミ拾い」ということ。

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今回、参加したのは18大学141名の猛者たち!さらに、協賛企業の株式会社永谷園と生活協同組合コープみらいの社員たちも参加!
帝京大学の森田くんの選手宣誓が終わると、大学生&社会人による絶対に負けられない「ゴミ拾い」の戦いが始まった!

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今回も出てくるゴミの山・・・!

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当日は、あいにくの雨だったが、参加者たちは傘を差しながら、ゴミたちと奮闘!

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1時間に渡る「ゴミ拾い」の熱い戦いの末、参加者たちが拾ったゴミは、ゴミ袋(大)が合計76袋(燃えるゴミ58袋/燃えないゴミ5袋/ペットボトル13袋)。ゴミ袋(小)が合計25袋(ビン6袋/カン19袋)。粗大ごみが58個(プラケース・プラカゴ7個、傘10本、材木・角材17個、釣竿4本など)という、もの凄い量に!

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そして、注目の優勝チームは、東洋大学チーム!大学別では早稲田大学が優勝!
早稲田大学(サークル名:NUTS)の舛甚綾乃さんは、「普段は高田馬場周辺の清掃を中心に行っていて他団体との交流がないため、いろんな大学の人が参加するゴミ拾い甲子園に参加しました!しかし真剣に拾いすぎて、優勝してしまいした(笑)」と、コメント。

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さらに、いつも参加者たちを楽しませてくれる「面白いゴミ賞」は、大量のビニール紐に、釣り糸や釣り針など色々なものが絡まった、得体の知れない大きな塊を拾った日本大学が受賞した。

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回を重ねるごとに、規模を拡大していく「ゴミ拾い甲子園」。次回は、どれだけの大学や学生が参加するのか!そして、どんなゴミが拾われるのか!楽しみである。

社会貢献は大人の部活だ!「豪田ヨシオ部」:http://godabu.jp/