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2015年12月18日(金)、ブックファースト新宿店にて、餃子ファンには辛抱たまらないイベントが開催された。
昨今じわじわとメディアで注目を集めている『餃子女子』というタイトルの本を刊行したシンガー・ソングライターの玉城ちはるが、この本の刊行記念イベントとして、TBS『マツコの知らない世界』にも出演し注目を集めた『東京餃子通信』編集長・塚田亮一氏をゲストに迎え、対談形式でトークライブを行ったのだ。

まず『餃子女子』の説明をすると、これは無類の餃子好きシンガーソング・ライター玉城ちはるが仕事で訪れた場所や旅先はもちろん、プライベートでも実際に食べ歩きし蓄積してきた美味しい餃子店データの中から“女性目線”でオススメなお店をセレクトし一冊にまとめた本で、北海道、仙台、宇都宮、東京、浜松、大阪、広島、福岡などにある特筆すべきお店情報がぎっしり!
ちなみに彼女が餃子にハマったのは、幼少期にお父さんがわざわざ車で遠出し通い連れて行ってくれたという行きつけの中華料理屋で食べた本格的な水餃子がきっかけだといい、まさに“餃子エリート”な人物なのである。

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有料イベントにも関わらずチケットは前日までに完売!注目度の高さを感じさせた。

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 非常にアットホームな空気の中、餃子の有識者同士が熱々の情報を持ち寄りトーク!
饒舌で濃密な餃子話に会場内は爆笑の嵐!

 
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本当なら実際のオススメ餃子を振る舞いたいというプランもあったが、会場では餃子を調理できないという事で、“餃子味”のお菓子が来場者に配られる事に。
全員で試食しながらのイベントとなったため、打ち解け合い過ぎたのか、
2人の会話に平気で割り込むお客さんも多数現れる程ハピネスな空間に!

トークは塚田氏による様々な特徴を持つ餃子店情報や餃子豆知識などを軸に、玉城ちはるによる女性目線の餃子の楽しみ方や『餃子女子』刊行までの裏話なども語られ、会場には餃子に一家言ありそうな雰囲気を放つお客さんが多数集まっていたが、二人の話に終始笑顔が絶えず、その場にいる全ての人が餃子でひとつになっていたのが印象的だった。

有料イベントにつき、核心にふれない程度に盛り上がったトークテーマを紹介すると…
「女性が喜ぶ餃子のお店」「餃子女子制作裏話」はもちろん、「変わり種餃子が食べられるお店」「宇都宮VS浜松問題」「餃子の名店の名前の由来」「メディア取材拒否だけど凄く美味しいオススメ店」「“餃子味”のお菓子」(実際にいくつかのオススメ商品を全員で試食。)「2016年に話題になりそうな餃子」「餃子で有名なあの有名店の深すぎる懐」など様々な話題で盛り上がり、非常に濃厚な餃子情報に舌鼓&耳鼓を打つイベントとなった。(気になった方は、お二人の今後の活動にご注目ください!もしかしたらどこかで教えていただけるかも!)

ライブ終了後、インタビューに応じてくださった塚田さんは「今日はトークに集中できるように、あらかじめ餃子を食べてから会場入りしました。
僕は餃子の情報を手に入れるためには1日の中で餃子店のハシゴをする事もあるのですが、玉城さんの『餃子に悪いのでハシゴはしない』という意見を聞いて、女性ならではの考えや目線だなと感心しました。最近、確かに女性向けのお店やオフ会も増えていると聞きますし『餃子女子』の勢いを感じています。」とコメント。

そして玉城ちはるさんは「1,000店以上も食べ歩いている塚田さんに聞いてみたい事も沢山あって、私にとっても有意義で楽しいイベントになりました。
家族で作り始めた事がきっかけで餃子にハマった塚田さんと、子どもの頃に父に連れて行ってもらっていた中華料理屋さんで食べた水餃子がきっかけでハマった私という、餃子に対してのきっかけや視点の違う2人の、いい意味でのギャップを感じられた事も面白かったです。」とコメント。

今後の餃子シーンを語る上で欠かせない重要人物達による“餃子の今と未来”を感じさせる非常に貴重で重要なイベントとなった。

 
餃子女子 本のジャケット
玉城ちはるさんの著書
『餃子女子』
刊行:ラトルズ 
定価:1,200円(税別)

玉城ちはるが実際に訪れて美味しいと推薦する女性目線の餃子店情報を、北海道、仙台、宇都宮、東京、神奈川、静岡、浜松、大阪、広島、福岡を中心に写真と共に紹介!
さらには一味違うタレの作り方や包み方など、餃子を家庭で楽しむための情報も盛りだくさんな“餃子愛”がぎっしり包みこまれた一冊。

※今回のイベント後に「『餃子女子』からあえて1店だけオススメを紹介するなら?」とお伺いすると…
「広島の『がんぼ』のネギたっぷり餃子です!
私が広島で育ったので“広島餃子”も推したいんですが、その特徴はとにかくネギ!
がんぼの場合は熱々鉄板で焼かれたパリパリ食感の棒餃子の中にネギがたっぷり入っていて、さっぱりしているので何個でも食べられます!」と教えてくださいました!

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“がんぼ”も含めた女性目線の餃子オススメ店の詳細は『餃子女子』をチェック!


<<玉城ちはる プロフィール>>
1980年沖縄生まれ、広島育ちのシンガー・ソングライター。
ライブ活動の他、映画・ドラマ音楽制作、CM出演、楽曲提供、ナレーション等を手掛ける。
2012年、アルバム『ひだまり』をリリース。
2014年9月、アルバム『私は生きている』でメジャーデビュー。
音楽活動と並行して「自身にできる社会貢献・平和運動」という観点から、これまでに24名のアジア地域留学生をホストマザーとして共に生活し、送り出し、また、「Earth feelings」代表として、「歌う・描く・走る」を通した、玉城ちはる独自の平和のカタチを発信している。国際協力機構(JICA)などが推進する「なんとかしなきゃ!プロジェクト 見過ごせない55億人」において活動する著名人100人のメンバー。
さらに2014年12月には、公益財団法人 日本ユースリーダー協会が選ぶ、第5回若者力大賞「ユースリーダー賞」(若者ならではの自由な発想とチャレンジ精神をもって社会的活動に取り組む30代までの次世代リーダー)を受賞している。


<<塚田亮一 プロフィール>>
日本最大級の餃子専門ブログ「東京餃子通信」の編集長。
「餃子は完全食」のスローガンのもと、日本全国の餃子や世界の餃子風料理を食べ歩く。趣味のマラソンを活かし餃子店を走ってめぐる「餃子マラニック」を主催。
これまで「マツコの知らない世界」、「お願い!ランキングGOLD」、「ヒルナンデス」などテレビ出演多数。食べ歩きオールスターズ「たべあるキング」のメンバーとしても活動中。



※このイベントの企画協力を行った『 ほんをうえるプロジェクト』について。
株式会社トーハンによる、もっとていねいに本を売るためのプロジェクト。
木を植えて育てるように、手をかけ時間をかけて「本を大切に売っていくこと」を目指し、様々な活動を行っている。

(Written by マス・D・タカシ)