空港のすぐ近くと思いきや、車で田舎道を走って15〜20分ほどかかった。空港から徒歩など絶対にムリな距離。分岐点で案内看板が立っているが、薄暗い時間帯になると見づらいだろう。
駐車場に車を停めると、戦闘機やヘリコプターなどが展示されているのが見えた。ここが展望台で、奥の方に進んでいくと、滑走路が一望できる場所があった。山の上から高松空港を見下ろす感じで、もし飛行機を撮るなら、かなりの超望遠レンズが必要なほど遠い。ただ、RWY26使用時は離陸直後の飛行機が真上を通過していき、逆のRWY08使用時は着陸していく飛行機が飛んでくる。なかなか迫力がある。天気が良いと高松市内、瀬戸大橋まで望める。
そして、駐車場に隣接する高山パークセンターをはさんで反対側に歩いてみると、公園があった。よく見ると飛行機の形をしている。夕方だったので誰もいなかったが、花見のシーズンは家族連れで賑わうそうだ。なかなかノスタルジックな雰囲気だった。
さらに奥にあるのが、高山航空神社。高松空港の完成後に空の交通安全を願って施工され、神社の横には陸軍少年飛行兵顕彰碑、公園整備前から存在する地神の祠がある。ここに参拝に来た歴代の運輸大臣、国土交通大臣の記念植樹も見られた。
高山航空公園| 綾川町