ピアスの紛失という5000年も前から人類が抱えていた問題を解決した女性起業家であり、発明家でもあり、バンドのボーカルでもあり、2児のママでもある、株式会社クリスメラ代表取締役の菊永英里さんが描く、仕事と子育ての4コマ日記。
子育ての中で巻き起こる意外な発見や感動が見られる!・・・かもしれない(笑)

≪登場人物(キクナガ家の人々)≫
エリ




≪登場人物(キクナガ家の人々)≫

エリ
お母さん。26歳から起業家8年目。「改善」「仕組み化」大好き。新しいビジネスや図面にキュンとする。

ヨウスケ
お父さん。2015年、自身も起業して起業家1年目。アメリカにギター留学していたことも。

たまちゃん
キクナガ家長女、3歳。活発にみえて、実は慎重。親の行動をよく見ていて、真似をする。

むーちゃん
キクナガ家長男、1歳。お父さんにそっくり。大人しく見えて、実は結構主張が激しい。
≪作者より≫
みなさんこんにちは。
クリスメラのきくながです。
このことで思ったのは、
子供って、本能的に快適な方を選択しているんだなということ。
一度、「ん、快適!」と思ったら忘れないのです。
そして、そこに「今、自分は熱があるから抱っこされてるんだ」という条件も付いていません。
そこにあるのは母親の上で寝ると快適だったという事実のみ。
熱が治った翌日もこの状態で寝たがり、
まだ治っていないからいいかと受け入れ、
その後も可愛いしいいかと思っていて、
気づいたら1年経ってしまいました。(今、1歳7ヶ月です)
私が出張中はお父さんの上に登って寝ているようです。
さて、いくつまでこれは続くのでしょうか。
そっか、一年も続いてしまったから、これは熱が出たからという条件付きの状態ではなく、当たり前のことになっていて、
今更、親に止めてと言われたら、彼にとっては青天の霹靂なのでしょう。
「重くなってきたからやめて」というのもなんだか・・・。
それか、私が彼にとってものすごい居心地が悪い体勢で寝るようにしたら、
より快適なところを求めて布団に降りてくれるかも。
そうだ、そうしよう。
≪作者プロフィール≫
菊永英里(きくながえり)
株式会社クリスメラ代表取締役
1981年生まれ。幼少期を海外で過ごす。キャリアと子育てを両立するためには起業しかないと16歳より起業を志し、銀行員の父に事業計画書を9年間出し続ける。24歳で開発を開始した「外れにくいピアスキャッチ」で2007年株式会社クリスメラを設立。世界からピアスの紛失をなくしたいと奮闘中。
<受賞>
日本起業家賞2010開拓者賞(2010年)
楽天市場年間ランキングジュエリー・アクセサリー部門1位(2011年)
楽天市場年間ランキングジュエリー・アクセサリー部門1位(2014年)
女性起業家大賞グロース部門奨励賞(2014年)
J300アワード大賞(2014年)
株式会社クリスメラ:http://www.chrysmela.com/
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