銀座の高級クラブ「ル・ジャルダン」の元NO.1ホステスで、現在、株式会社TrueHeartの代表取締役として活躍する甲賀香織さんが、恋愛に関するいろいろな質問に答える「元NO.1ホステス香織社長の恋愛CLUB」。
≪今回のお悩み≫
結局、男女の出会いの場ってどこなのでしょうか。
会社勤めなので周りにシングルの男性はそこそこいるのですが、職場恋愛に抵抗があります。
あとはSNSが出会いの場でよくあるパターンだと思うのですが、“出会い厨”みたいな人が多いと聞くので信用できません。
もうすぐ26歳、まわりもバタバタ結婚をしはじめているので、結婚も視野に入れた相手を探したいと思っています。
(女性/25歳/会社員)
≪香織社長の答え≫
「結婚したいけれど、出会いがない」
「出会い」の定義って何ですか?
私の周りの独身女性(独身「女子」と書こうとして躊躇してしまった、そんな年齢の皆様のことです。←みんな、ごめんね!)も皆、口を揃えて「出会いがない」と言います。
「選り好みしてるからじゃないの?」と、私が問いかけると
「そんなことない!経済力に拘ってもいないし、イケメンじゃなくてもいいもん。」と。
そうか、そうか。じゃあ・・・
ということで、私が優しくて誠実なできるメンズたちを紹介しても絶対に次に進まないわけです。
付き合うための前段階くらいの最初の一歩が、なんだかやたらとハードルが高いのです。
一度きりのお食事会の時の「気になった一言」とかでNGになってしまうようなのです。
私だって、今の夫と初対面の会話では、気になること(イヤなこと)は沢山ありました。
初対面の彼は、野菜は徹底して食べない。←食の趣味が全く、全く合わないじゃないか!
初対面の彼は、自分の趣味の話ばかり。←家族放置で、一人で遊びに行くタイプだな!これは。
とはいえ、職業病と言うんでしょうか。
「次回のお食事にお誘いする」、ということが礼儀(または、ルーティン)のような感じで、次回お食事となり、今に至るわけです。
一説によると、うまくいった、いかないに拘らず、一目惚れしたことがある人は、全体の27%だそうです。
男女ともに、一目惚れしたことがあるという確率でさえ27%×27%≒7%なのに、それが両者同じタイミングで・・・という確率で考えたら、限りなく0に近いわけです。
つまり、一目惚れでの出会いからお付き合いなんて、現実的にはあり得ない。
その上で、本当に結婚相手と出会いたいと思うのであれば、自分の好みはさておき、男性から好かれておく必要があります。
なぜなら、好かれる立場になって初めて、こちらかの選択権が生まれるからです。
SNSでの出会い、Google先生に「“出会い厨”って何ですか?」と聞いてみました。
恋愛や性行為の対象を見つける目的で、そのような趣旨では開催されていないオフ会等に参加する人だそうですね。
確かに、そんな下心満載の男性はイヤですね。そんな人に言い寄られたら、嫌な気持ちになるのはとても共感ができます。
でも、それはその場になってから拒否すればいいわけで、最初からNGとする必要はないように思います。
職場の男性だって同じです。
“出会い厨”の輩のように(お、早速自分の言葉にしてる私(*´艸`*))、あなたご自身が下心満点で、職場男子に近づく必要はないにしても、最初から対象外にする必要もないのではないでしょうか。
結婚相手を見つける以前に、人として信頼・尊敬の念で親しくなるために、色々な人と交流し、視野を広げることに注力するべきではないでしょうか。
あとは、余計なお世話かもしれませんが、結婚対象にならないような人と恋愛をする、ということは時間の無駄だと思いますよ。
恋愛と結婚のその切り分けは私には理解不能です。
・・・いつしか、隣でパソコンをたたく彼の横顔が、向井理さんに見えてくるかもしれません。
そのためには、あなたはいつでも国仲涼子さん以上の笑顔で毎日を過ごしてください。
安心してください!
運命の王子様は、今は眼中になくても手中にいます。
≪甲賀香織プロフィール≫
1980年生まれ。
株式会社TrueHeartの代表取締役。
青山学院大学卒業。コンサルティング会社を経て、銀座でナンバー1ホステスとなる。
現在は、水商売のためのメールアプリ『LEGEND』の企画・販売、「お水大学」の運営、銀座や六本木の店舗への人材紹介などを行う。
株式会社True Heartホームページ:http://true-heart.co.jp/index.html
オミズコンシェル:http://omizu-concierge.com/
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