仕組み

ピアスの紛失という5000年も前から人類が抱えていた問題を解決した女性起業家であり、発明家でもあり、バンドのボーカルでもあり、2児のママでもある、株式会社クリスメラ代表取締役の菊永英里さんが描く、仕事と子育ての4コマ日記。
子育ての中で巻き起こる意外な発見や感動が見られる!・・・かもしれない(笑)

#10仕組み


≪登場人物(キクナガ家の人々)≫
エリ


エリ
お母さん。26歳から起業家8年目。「改善」「仕組み化」大好き。新しいビジネスや図面にキュンとする。



ヨウスケ


ヨウスケ
お父さん。2015年、自身も起業して起業家1年目。アメリカにギター留学していたことも。



たまちゃん


たまちゃん
キクナガ家長女、3歳。活発にみえて、実は慎重。親の行動をよく見ていて、真似をする。



むーちゃん



むーちゃん
キクナガ家長男、1歳。お父さんにそっくり。大人しく見えて、実は結構主張が激しい。






≪作者より≫
みなさんこんにちは。
クリスメラのきくながです。

今日は、小さい頃の自分をふと思い出して。

小さい頃、頭を押すとワンと鳴く、「おでかけわんわん」というぬいぐるみがあったのですが
どうしても、このワンという音を出しているモノを見てみたくて、
口をこじ開けてプラスチックの風船状のものを取り出したら鳴かなくなって落ち込みました。

普通は、仕組みに興味がわかないのでしょうか。
それとも取り出さなくても仕組みがわかるから取り出さないのでしょうか。
それとも、みんなもおもちゃを壊しては仕組みを理解し、そして壊れてしまったことに落ち込むのでしょうか。

私は、いろいろと壊して、理解して、そして直らないことに落ち込んで泣いていました。
でも、それが今の仕事につながっている気もしていて、無駄じゃなかったのかな。
私も自分の子供が何かを壊すことを怒らずに見守ることができるといいのですが。


≪作者プロフィール≫
菊永英里(きくながえり)
株式会社クリスメラ代表取締役
1981年生まれ。幼少期を海外で過ごす。キャリアと子育てを両立するためには起業しかないと16歳より起業を志し、銀行員の父に事業計画書を9年間出し続ける。24歳で開発を開始した「外れにくいピアスキャッチ」で2007年株式会社クリスメラを設立。世界からピアスの紛失をなくしたいと奮闘中。


<受賞>
日本起業家賞2010開拓者賞(2010年)
楽天市場年間ランキングジュエリー・アクセサリー部門1位(2011年)
楽天市場年間ランキングジュエリー・アクセサリー部門1位(2014年)
女性起業家大賞グロース部門奨励賞(2014年)
J300アワード大賞(2014年)


株式会社クリスメラ:http://www.chrysmela.com/



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