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日本でも近ごろ増えてきた“格安スマホ”。SIMフリーのスマートフォンなどの端末に、格安のSIMカードを挿し込んで通話やネットなどをすることができ、3大キャリアと比べると維持費も通信費も格段に安いです。そのSIMフリーの端末、海外でも利用できるものがほとんどです。

例えば、韓国・ソウルで、SIMフリーの端末を使う場合。空港に到着後、まずは現地の「SIMカード」を購入します。主なコンビニエンスストアで売っています。店頭で「SIMカードが欲しい」というと、サイズをまず聞かれます。サイズとは、SIMカードの大きさ。iPhoneの場合、最も小さなnanoサイズです。よくわからなければ、端末を店員に見せましょう。

次に、データ通信の容量や通話の有無などを聞かれることも。自分が現地に滞在する期間、通話が必要か否かなどで決めましょう。ちなみに自分は、外国人観光客向け500MB通話付きSIMカード(3万5,000ウォン:約3,500円)を購入しました。

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SIMカードを手に入れたら、袋からカードを取り出し、自分の端末に差し込みます。その際、日本で使っているSIMカードはくれぐれもなくさないように。そして、端末を起動するとすぐネットにつながる・・・わけではありません。本人認証が必要です。通常、パスポートを写メしてネット経由で送信します。この時のネット料金は別途かかる場合もあるので、無料Wi-Fiがある空港などで行う方がよいでしょう。本人認証は時間がかかりませんので、問題がなければその後は電波がある場所であればネットにつなぐことができます。

日本の電話会社のプランよりも安く、街中でWi-Fiを探す手間が省け、やはり便利です。ただ、SIMカードを挿し込んで接続までの手順がやや面倒かも。旅慣れた人向けだと思いました。説明書もハングルと英語のみ。

SIMフリーでも、Wi-Fiとの併用がおススメです。ソウルの主な無料Wi‐Fiスポット、覚えておきましょう。

■カフェ・レストラン ※パスワードをレジで聞くシステムもあり
■百貨店、ショッピングモール
■主要観光スポット
■ホテル ※有料の場合あり。予約時に要確認
■空港鉄道(直通)
■空港

(Written by AS)