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日本が誇る「真珠」、その生産量トップは三重でなく愛媛である――という事実が意外と知られていません。ちなみに、生産量2位が長崎で、三重は3位。真珠が生産されている愛媛県の宇和海は、水温が高くて水質が良く、潮の流れも速いため、真珠生産に適した土地は世界的にもとても珍しいとのこと。

宇和海に数ある真珠養殖業者のうち、愛媛で初となる真珠養殖を行った、老舗の真珠養殖業者「土居真珠」を訪れました。現在3代目の土居一徳社長のもと、真珠養殖に加え、真珠の加工販売、真珠パウダーを使ったコスメ製造など、従来の真珠の枠を超えた事業を広げています。
 
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まず、真珠の核入れから珠出しまでを見学。すべて手作業、しかも養殖中に半数ほどがダメになってしまう現状などを聞き、自然と戦う真珠養殖がいかに難しいかを知ることができました。そして、真珠が入っているアコヤ貝の殻から珠を取り出す瞬間は、いったいどんな美しい真珠が出てくるかドキドキもの。真珠を取り出した後に残った貝柱を食べさせてもらいましたが、これまた美味しい。そして、真珠の正しい見分け方も、土居社長の直伝で教えてもらいました。都会の百貨店での真珠選びにも役立ちそうな知識ばかりで、思わず耳を傾けました。

いずれも、事前要予約で体験できるほか、真珠と色石を組み合わせてオリジナルのネックレスなどを作るアクセサリー体験、真珠貝の里親になれるオーナー制度などもあります。真珠養殖直売ならではのアクセサリーの販売も。

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筏が浮かぶ宇和海が一望できる土居真珠の販売所と体験コーナーは訪れる価値あり。自然に囲まれながら、真珠日本一の世界を体験してみませんか。

えひめいやしの南予博2016
土居社長の真珠日記