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京都や大阪でワンマンライブを行えば、500人を越す動員を記録など、今や関西ではトップクラスの人気と実力を誇る、京都発の4人組アイドルグループ「ミライスカート」。
そんなミライスカートが、7月10日(日)、TSUTAYA O-nestで、東京初のワンマンライブ「京より舞うは山百合の音」を、「京の部」「都の部」と一日二回のワンマン公演として開催した。

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第一部となった「京の部」で、テーマに据えたのが「京」。
彼女たちは「京都発」である姿勢をとても大切にしていて、ミライスカートの音楽性を示す「はんなり&ポップ」の「はんなり」(上品で、明るくはなやかなさま)も、京都が由来の言葉だ。

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ライブも、活動初期から歌い続けてきた『ハンナリ☆スター』からスタート。
そして、『ナモナイオト』や『未来ノート』など、京都をベースに活動していた初期の頃から歌い続けた楽曲や、関西で指示の高い『ミーゴ!ゴミーゴ!』、関東で大きな支持のきっかけをつかんだ『1秒前のシンデレラ』。
さらに、ファンへの感謝の想いを込めつつ、これからもエールを送ってねとお願いをした『おねがい』などを披露。
「京の部」からは、ファンの人たちと一緒に作りあげてきた、これまでのミライスカートの姿が、ミライスカートの歴史が、確かに見えていた・・・!

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第二部となる「都の部」のテーマに据えたのが「都」。
「『都』は、京都の都でもあるし、東京都の都でもあるし、都会の都であるように、京都のミライスカートがシティにやってきたぞということでやります」と、メンバーの児島真理奈が語ったように、「都の部」ではスタイリッシュな最新モードのミライスカートの姿を提示してくれた。

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前半部で4人は、大人の色気も香るステージングを展開。
「可愛いだけじゃいられない」「残さずに飲み干して」と、妖艶な仕種を交えながら『コ・イ・ハ・カ・プ・チ・ー・ノ』を歌えば、『1秒前のシンデレラ』でも、大人の色香をほのかに漂わせながら挑発するように歌いかけてきた。

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さらに、メンバー・相谷麗菜の奏でるエレピの旋律に乗せ、3人で歌声を重ねながらメロウな楽曲を披露した場面では、いつもはテンションを上げるアッパーチューンの『Rocket Love』を、今宵は心を潤すバラードにアレンジ。
エレピとハーモニーによるパフォーマンスは、ミライスカートの新しい魅力になりそうだ。

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そして最後に、ミライスカートは『未来ノート』を披露。「未来の鍵は今にここにある」、その歌詞通り、満員の観客たちと一緒に作りあげた熱狂の輪が、もっともっと膨らめば、きっとそこにはミライスカートが描くオンリーワンな物語が描き出されてゆく。そんな確信を、熱狂に嬉しく溺れながら強く実感した。

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熱烈なアンコールの声を受け、ふたたび4人はステージに登場すると、最後はミライスカートの原点であり、始まりを告げた『ナモナイオト』を披露。
この歌は、ミライスカートの意志を示した、心の原点、いつになっても追いかけ続ける意志を示した歌だ。

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大サビでは、会場中の人たちと大合唱!東京初のワンマンを2公演ともソールドアウトさせ、また一つ大きな夢を現実に変えたミライスカート。
彼女たちの未来ノートには、これからどんな素敵な歩みが綴られていくのか、楽しみである。