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8月2日(火)、赤坂ガーデンシティで、アニメ「侍霊演武」(ソウルバスター)の日本上陸記者発表会が開催されたので行ってきた!

「侍霊演武」(ソウルバスター)は、中国の漫画家・白猫氏が手掛ける、現代中国を舞台にした新しい三国物語で、中国のコミック誌「尚漫」にて連載されている人気漫画だ。

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その「侍霊演武」(ソウルバスター)が、なんと中国の動画配信大手「Youku Tudou」と、日本のアニメ制作会社スタジオぴえろによる日中共同制作でアニメ化され、今秋から日本では地上波で、中国ではネット配信で同時公開予定とのこと!


発表会にまず登場したのは、静野孔文(しずのこうぶん)総監督と渡部穏寛(わたなべとしのり)監督。

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2カ月後に放送が開始される予定の「侍霊演武」(ソウルバスター)、制作は順調に進行しているそうだが、制作する上で工夫したことについて、静野総監督は「マンガ通りにストーリーを進めるというのも手だったが、本田さんという優れたシナリオライターに入ってもらったので、テンポをよりスピーディーにもっていく試みと、日本のアニメ業界の中でも最先端の映像を伝えることを表現することにより、日中両国で対応できる作品になっているのではないかと思う。」と話し、渡部監督は「三国志を基に原作は展開しているが、歴史がわからなくても楽しめる工夫。初見でも、面白そうだなと思える工夫をした。」と語った。

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さらに、今作の見どころについて、静野総監督は「原作が非常に優れた作品だが、それをアニメーションで全12話・1話10分という短い尺の中でどのように魅力を伝えられるかというのを、渡部監督とシナリオライターの本田さんとミーティングを交わして上手く詰め込めたので、ストーリー展開に注目してほしい。」と話してくれた。
 
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また、渡部監督は「中国の方は原作を知っているが、日本の技術や表現方法でアニメにした時に、こういう表現もあるんだ!と、もっと興味を持ってもらいたい。そして日本の視聴者にも、中国には面白いマンガがあり、アニメにしたことで、もっと中国のほうにも興味を持ってもらって(「侍霊演武」を日本と中国の)懸け橋にしたい。」をコメント。

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そして最後に、静野総監督は「中国と日本の共同制作は非常に珍しいが、これからどんどん増えていくと思う。その一番先頭に近いところで成功させていけたらいい。今後このような作品がどんどん増えていくことを望んでいます。」と語った。


次に登場したのは、孫宸(そんしん)役の水島大宙(たかひろ)さん、周瑜(しゅうゆ)役の田辺留依さん、凌雲(りょううん)役の劉セイラさん、馬麟威(ばりんい)役の柿原徹也さんら、豪華声優陣!
今回は、3枚のカードの中から1枚を引いて、そこに書かれている質問に答えていくという、今作を意識したインタビュー形式が取られた。

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まず、孫宸(そんしん)役の水島さんが引いた質問は「主人公である孫宸のように、バトルに巻き込まれたら、水島さん自身は逃げますか?それとも戦いますか?」というもの。

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水島さんは「戦いませんよ。逃げますよ。」と即答。そこに周瑜のような美少女が現れても「物陰に隠れて見守っている。」とのこと。
「物語的に、僕がやられちゃったら、元も子もないので、僕は生きるために逃げます。」と、上手く?まとめていた。

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続いて、周瑜(しゅうゆ)役の田辺さんが引いた質問は「周瑜は、女子力が低い美少女ですが田辺さんの女子力は高いですか?低いですか?」。

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田辺さんは「絶賛、底上げ中でございます。今、女子力を上げようと必死に頑張っています。」と回答。
さらに「可愛い女の子を見るのが凄い大好きで、憧れる部分が強くて、私もそういう風になれたらいいなという気持ちを持ちつつ、近づけるように、オシャレだったりとか、女の子らしい行動を取るように心がけています。」と答えた。

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ちなみに、ここで「侍霊演武」(ソウルバスター)の秘密が少し語られた・・・。
それは、他の三国武将は史実通りすべて男性として描かれているが、周瑜だけは女性として描かれている。実はここに今作最大の秘密が隠されているとのこと。
全貌が語られることはなかったので、ぜひアニメで確かめてみたいところである。
 

そして、凌雲(りょううん)役の劉さんが引いた質問は「自分にも他人にも厳しそうな凌雲は、まさに優等生タイプの女の子ですが、劉さん自身は優等生タイプですか?」だった。

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劉さんは「私はどちらかというと、自分が興味のあるものに対しては、とことん追求していくタイプ。私は生まれも育ちも北京なんですけど、ある日突然、日本で声優になろうと思い、思いつきでそこから行動し始めて日本語を勉強して、日本に来て、今ここに立っています。今、思えば凄い無謀なことを自分はよく事前調査もせずにやってしまったと思うので、これからの人生は、凌雲(りょううん)みたいに冷静な判断力を身に付けたいと思います。」と答えた。

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最後に、馬麟威(ばりんい)役の柿原さんが引いた質問は「馬麟威は中盤から登場するキャラクターですが、孫宸(そんしん)に引けを取らない馬麟威の威力をPRしてください。」というもの。

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柿原さんは「序盤からいるキャラクターたちの濃さもあるが、その濃さに負けないくらい途中から登場してきても、かっさらってしまうようなエネルギーを持っているキャラクターだと思う。一見、粗野で口が悪く、コミュニケーション能力がちょっと低いのかな?自分の気持ちをガンガン相手にぶつけないと会話にならないキャラクターなのかな?と思わせておいて、何かちょっと後ろに馬麟威(ばりんい)の過去だったりとか、背負っている重たいものが見え隠れする。ちょっとミステリアスであり、でもちょっとおてんばでヤンチャなキャラクターなのかな?と、ころころ表情が変わるところが魅力。」と話してくれた。

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そして、孫宸(そんしん)役の水島さんが作品について「今回、尺が1本あたり短いがその分、本当に1本で怒涛の展開というか、スピーディーな展開をしていくので、目が離せない、迫力のある作品に仕上がっている。」と、魅力をPRして発表会は幕を閉じた。

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日中共同制作アニメという珍しい作品であるというだけでも放送が楽しみだが、発表会で語られた周瑜の謎だったり、スピーディーな展開だったり、迫力がある映像だったりと、非常に気になるところが目白押しで、今秋、大注目のアニメ作品である。

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