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スターバックスが好きなら、旅先にあるスターバックスのお店もぜひ訪れたいところ。香港には数多くのスターバックスがあり、その中でも、香港のビジネスの中心地・中環(セントラル)の都爹利街にある店舗「星巴克冰室(Starbucks Duddell Street)」はコンセプトストアの1つで、観光ついでにおすすめです。

香港島にある中環のビジネス街やショッピングモールを抜け、坂道の階段を登っていく途中にお店があります。店内に入るとまず、昔の香港をテーマとした雰囲気に思わずタイムトリップした気分にテンションが上がること間違いなし。

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通常、スターバックス・コーヒーは広東語で「星巴克珈琲」ですが、このお店は珈琲ではなく“冰室(ビンサッ)”。この冰室とは喫茶店を表す言葉の1つで、いわば香港式純喫茶のようなもの。だから、店内もちょっとレトロな雰囲気になっています。お店のメニューは、香港にある他の店舗とほぼ同じですが、日本にはないエッグタルト、パイナップルパンなどがあるのも、旅行者にはうれしいポイント。厚切牛油菠蘿包などは、この店舗限定のメニューです。

店舗をデザインしたのは、香港で有名なインテリア・雑貨ショップのG.O.D.です。昔の香港を彷彿させるポスター、メニュー、レトロな扇風機やテレビなどが、1950年〜70年代ごろに流行した冰室の雰囲気を漂わせています。天井や床のタイルなどもなかなかおもしろい。

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店内は、地元の人よりも、若い観光客のほうが明らかに多く、皆、カメラやスマートフォンを片手に、店内をあれこれと撮影する光景が見られました。通常、スターバックスの店舗でパシャパシャと撮影するのは気が引けるものの、このお店ではまったくOKで、半ば“写真撮影会”のようでした。

香港国際空港へ直通の、空港鉄道の中環駅から歩いて10〜15分ほど。香港での乗り継ぎ時間にも少し余裕があれば立ち寄ることができるスターバックスです。

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<参考記事>
昔の香港にタイムトリップできる「スタバ」テーマカフェ

Starbucks Hong Kong

(Written by AS)