本日は成人の日!新成人のみなさん、おめでとうございます!
日本では昔から、おめでたい席などでは、紅白幕に紅白饅頭、紅白蒲鉾など、なにかと紅白が使われますが、「紅白のポトフ」があるという情報が、ニッチー!編集部に飛び込んできた!
ニッチー!編集部は、その真相を確かめるべく、「紅白のポトフ」を出しているという、ビストロキッチン「ルポン」に行ってきた!
「ルポン」は、JR西荻窪駅から徒歩3分、雑居ビルの地下1階にある隠れ家的なお店だが、店内は意外と広々としていて、オシャレでカジュアルな感じ。オーナーシェフの鈴木さんによると、ポトフとソーセージが看板メニューのお店とのこと。
寄り道が好きな筆者・・・。まずは、お目当てのポトフではなく、もうひとつの看板メニューのソーセージから注文。
「ルポン」では、写真左から「野菜と軟骨のソーセージ」「ブータンブラン」「砂肝入りチョリソー」の3種類(各700円)の自家製ソーセージが提供されている。
どれも極太!!
「野菜と軟骨のソーセージ」は、軟骨のコリコリとした食感がたまらない!「ブータンブラン」は、鶏肉のソーセージだが豆腐も使われていてフワフワ!「砂肝入りチョリソー」は、豚肉の旨味が凝縮されて肉汁たっぷり!どれも美味!!
自慢のソーセージでお腹いっぱいになりそうだが、「ルポン」に来た目的は「紅白のポトフ」!
その正体は、こちら!!
「牛スジとスネ肉のポトフ」(写真左)&「ごろごろ野菜のポトフ」(写真右)
「牛スジとスネ肉のポトフ」(1380円)は、名古屋の郷土料理「どて煮」がヒントになって作られたポトフ。牛スジと牛スネ肉、野菜類を赤ワインベースの出汁でじっくり6時間以上かけてやわらかく煮込み、白味噌と醤油で深みのある味わいになっている。
「ごろごろ野菜のポトフ」(1180円)は、丸鶏・利尻昆布・香味野菜でとった澄んだスープをベースにして隠し味に醤油を使ったオリジナルのポトフで、注目は何と言ってもジャガイモ入りの自家製ソーセージ。
ポトフと言えばジャガイモが大抵入っているが、男爵イモをどうしても入れたかった鈴木オーナーが、透き通ったスープをそのまま活かすにはどうしたら良いか考えたあげく、「ソーセージに入れちゃえ!」という斬新なアイデアで誕生したそうだ。
同じポトフでも見た目も味も全然違う2種類の「紅白ポトフ」。みなさんも是非、食べ比べてみてくれ!
ちなみに、なぜポトフをお店の看板メニューにしたのか?鈴木オーナーに質問したところ「響きが可愛いから(笑)。『ポ』って可愛くないですか?タンポポとか、『ポ』っていう響きが自分の中で可愛くて・・・(笑)」と、答えてくれた。
そんな軽いノリの鈴木オーナーだが、2016年5月に「ルポン」をオープンする前は、西麻布の高級寿司屋や恵比寿の高級おでん割烹、自家製クラフトソーセージ専門店など、5年で約15店舗、一時期は3店舗を掛け持ちして様々なジャンルのお店で修業した珍しい経歴の持ち主。
柔軟な発想は、こういう経験から生まれてくるのだろう。後ろの絵も鈴木オーナーが描いたそうだ。
【店舗概要】
ビストロキッチン「ルポン」
住所:東京都杉並区松庵3-38-14 尾崎ダイヤビルB1F
電話:03-5941-3093
営業時間:【月〜金】18:00〜27:00/【土】17:00〜27:00/【日】17:00〜24:00
定休日:不定休
(written by けいぼう)