千代の亀_酒づくり

愛媛には、ご当地ならではの食材を生かした銘酒が豊富に揃う。西日本最高峰の石鎚山を筆頭とした東西に連なる四国山地には、冬は雪が積もって山里に寒風が吹き、酒造りに適した気象条件になるからだという。また、四国山地から豊富な伏流水が湧き出て、その水で醸した酒にファンも多い。43もの酒蔵数も四国一。

その愛媛で、珍しい「日本酒仕込み」体験ができる場所がある。江戸時代から300年の老舗、愛媛県中部の内子町にある「千代の亀酒造」だ。「銀河鉄道」「しずく酒」などの代表銘柄で知られる。

千代の亀酒造では、「お酒を知りたい人はぜひ体験しに来てください」との思いから、酒造り体験の受け入れを行っている。2017年3月上旬までの期間限定で、参加費無料。最大4名まで。日程によって作業工程は異なるものの、釜から出したお米を冷ます作業などを、職人とともに体験できるのは貴重といえる。

また、千代の酒造では、スイスのジュネーブやフランスのパリなど海外への普及にも力を入れている。これも「日本酒を海外でも飲んで欲しい」という担当者の想いがあり、現地の小売店での取引をすでにスタート。海外向けに販売しているのは、生酒「鼻白き猫の話」、愛媛の独自酵母EK-7を使った「純米大吟醸 蒼流」など7銘柄。芸術的なフルーツカットで知られるシェフ、Frederic Jaunault氏が自身のショーで提供したことで、海外からの問い合わせも増えているという。

愛媛の老舗酒蔵で、日本酒仕込みを体験。特に、日本酒好きにはきっとたまらない、今だけ限定の体験をぜひ。

千代の亀酒造
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