海外で飛行機ウォッチング、そのおすすめ場所の1つが「台北松山空港」です。理由は、日本から気軽に行くことができ、治安もかなり良く、大きな望遠レンズなどがなくても撮れるスポットがたくさんあるから。海外で飛行機ウォッチングとなると、まず治安、そしてカメラなどの荷物が障害になることが多々あります。
台北だと日本各地から大手航空会社はもちろんLCCの路線も最近増えています。ただ、松山空港へは羽田便のみで航空券はLCCに比べるとなかなか高いのがネック。便利さでは大手ですが、LCCを利用して桃園からバスで松山に移動するのも手です。両方の空港間で直通のバスがたくさん運行されています。
■ 空港の展望デッキ
台北松山空港には無料の展望デッキがあります。ただし、ガラス越しになるので、本格的な撮影には不向き。時間がなくて空港周辺まで足を延ばせないなら、行く価値あり。
■ 第二果菜批發市場
台北松山空港からタクシーがおすすめ。市場の屋上にある駐車場から、有名な老舗ホテル「台北圓山飯店」や滑走路を望むことができます。しないで見かけるレンタル自転車を借りても良いかも。
■ RWY10エンド
第二果菜批發市場から徒歩10分ほどの場所にある、滑走路のそばです。大阪伊丹空港の有名スポット「千里川土手」に近い雰囲気です。ここで見る離着陸はとても迫力があります。離陸直前のブラストにはくれぐれもご注意を。
■ 剣潭山
空港から基隆河をはさんで向こう側にある山です。この山にある展望台からだと、空港が一望できます。もし飛行機を撮るならやや焦点距離があるレンズ、登山に近い靴や虫除けなどの装備も必要です。
ほかにも、MTR中山國小駅付近の交差点や、北にある「空軍一號咖啡廳」や公園などからも飛行機がよく見えるそう。滑走路の運用に合わせて、レンタル自転車やタクシーで移動してみるの手かと思います。
(Written by AS)