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ハローキティの機体でおなじみ、台湾のエバー航空。その子会社のユニー航空(UNI Air)では、同じサンリオの人気キャラクター「バッドばつ丸」のデザインを施した機体が世界でたった1機、運航されています。

バッドばつ丸は、サンリオの数あるキャラクターの中で極めて珍しい「悪役キャラ」として知られています。サンリオで登場したのが1993年で、「×○」表記でも知られ、日本よりもむしろ北米で人気の高いキャラでもあります。ハワイのオワフ島生まれ、いたずら好きであまのじゃくなペンギンの少年という設定で、妹にバッドつん子もいます。サンリオで一度ボツになったものの、サンリオピューロランドで人気がブレイクして商品展開が始まったというエピソードも。

一方、ユニー航空は、エバー航空の子会社として、台湾の国内線や近距離国際線、国際線チャーター便を運航する台湾の航空会社です。サンリオと提携し、バッドばつ丸の特別塗装機(ATR-72)を、台北/松山−馬公で2016年9月から運航開始。機体はバッドばつ丸のほか、ハイビスカスなどリゾートらしいデザインです。エバー航空のハローキティ同様、チェックインカウンターや機内のアメニティにいたるまですべてバッドばつ丸仕様となっていて、ファンならぜひ一度乗ってみたいはず。

なお、羽田便も就航する台北松山空港には、バッドばつ丸のフォトスポットもあります。一般エリアにあるので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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バッドばつ丸 | キャラクター | サンリオ
UNI AIR立榮航空
https://www.uniair.com.tw/
(Written by AS)