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家を出るときに「ない〜、ない〜」と鍵やスマホを探していませんか? そんな方に朗報! “ないない人生”に終止符を打つスマートアクセサリー、「ウィスティキ」が2017年2月1日(水)に日本で販売開始されました。
そこで、今話題沸騰中のスマートアクセサリー「ウィスティキ」を創ったフランス人のリュサト三兄弟に、ウィスティキの誕生秘話や機能についてお話を伺いました!

■ウィスティキってどういう意味?
私たちが失くしたモノを探すために毎月どのくらいの時間を使っていると思いますか? なんと、毎月平均1時間半もの時間を費やしているのだとか!「どこ、どこ〜」と探し回るのは本当にストレスですよね。
実はリュサト兄弟にとって一番の探しモノは、彼らの飼う“猫”だったのだそう! 家のどこかに隠れている猫を探し回っているときに、ふと思いついたのが“猫”を探すBluetooth接続のトラッカーだったんです。
そう、ウィスティキという名前は彼らの猫の名前なのだとか! 
ウィスティキちゃん、今でもウィスティキ(トラッカー)をつけているのですか?
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「もちろん! 最初のモデルをウィスティキ(猫)につけたとき、ちょっと違和感を感じたようだったけどすぐに慣れましたよ。今、ウィスティキユーザーは世界中で28万人以上いるのですが、なかには、放牧している羊、へびや亀の背中に両面テープで貼っているいるユーザーもいると聞いてびっくりしました」
「飼い主の皆さんが“ペットが迷子になってしまうのではないか”という不安を持った状態を解消できるよう、ウィスティキを開発しました」(リュサト兄弟)
 
■デザインは、フランスの巨匠フィリップ・スタルク!
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キーホールダーのような忘れ物防止トラッカーはすでに市場に出回っていますが、ウィスティキが他のトラッカーと一線を画しているのは、そのフューチャリスティックなデザイン! 
まるでSF映画に出てくるかのような未来的なフォルムは、フランスの巨匠フィリップ・スタルクが手掛けたものなんです。
フィリップ・スタルクといえば建築から食器まで幅広いジャンルで世界的に活躍するクリエイターですが、日本では『アサヒビールスーパードライホール・フラムドール』で有名。
なぜ、フィリップ・スタルクを起用したんでしょうか?
「フランスを代表するフィリップなら、細部にまで機能と美しさを追求するウィスティキの世界観を表現できると考えたからです。素材は全てフランス産。先端部分や表面のコーティングの質感には特にこだわりました。フィリップと何度も会議をして妥協することなく素材を選び抜きました」
それでは、リュサト兄弟とフィリップ・スタルクが自信をもって創りあげたウィスティキの機能について紹介します。

■ウィスティキの8つの機能
(1)探しモノ呼出
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スマホやタブレットにウィスティキのアプリをインストールするとウィスティキにアクセスできます。アプリの呼出ベルを鳴らして、探しモノを見つけましょう。
 
(2)スマホ呼出
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逆にスマホやタブレットを見つけられないときは、ウィスティキ本体の呼出ベルを鳴らして、スマホやタブレットを鳴らすことができます。スゴいのはスマホをマナーモードにしておいても、ちゃんと最大音量で鳴ること! 
 
(3)忘れモノ防止アラート
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ウィスティキとスマホやタブレットのBluetooth通信が途切れるとメッセージが表示されるので、大切なモノから遠ざかっていることを教えてくれます。
 
(4)近づきアラート
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スーツケースにつけておけば空港のターンテーブルなどで荷物が接近していることをお知らせしてくれます。
 
(5)複数ユーザーで共有
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1つのウィスティキの位置情報を複数ユーザーで共有できます。スマホ1台につき最大10個のウィスティキを登録できるので、自宅に忘れたモノを家族に探して届けてもらうことができます。
 
(6)コミュニティ
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ウィスティキを装着したモノを落とした時はその付近をウィスティキユーザーが通ると、落としたウィスティキの最新の位置情報を知らせてくれます。アプリを通して匿名で位置情報が更新されるのでセキュリティ面も安心です。
 
(7)GPS表示
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ウィスティキ自体にはGPSが搭載されていませんが、上記(6)のコミュニティ機能を使えば、自分のスマホやタブレットの地図アプリで落としモノの位置情報を確認することができます。
 
(8)距離センサー
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ウィスティキの音を鳴らすと、アプリ上でウィスティキからの電波の強さをビジュアルで確認することができます。


■リュサト兄弟を直撃!ウィスティキの今後の展開とは?
 
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(1)製品ラインアップは?
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「まず、キーリングなどにつけやすい『ヴォワラ!(voila!)』が2017年2月1日に発売されます。オレンジ、レモン、ローズ、バイオレットの魅力的な4色展開です。今後は、ペットの首輪につけやすい丸型『アッハ!(aha!)』を3月24日に、お財布に入れられるカード型『ホップラ!(hopla!)』も発売日は未定ですが販売する予定です」
 
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(2)類似製品との差別化は?
「二つあります。一つは、100%フランス製だという点。フィリップ・スタルクの斬新なデザインはもちろん、開発から製造まですべてフランス国内で行っています。
もう一つは完全防水だという点です。類似商品で完全防水なトラッカーはまだないと思います。
ウィスティキは単なるガジェットではなく、探しモノを見つけてくれる“ジュエル”です。フランス人以上の“繊細な美的感覚”をもつ日本人なら、ウィスティキの世界観を理解してくれると思っています」
 
(3)ウィスティキの今後の発展は?
2016年5月にフランスで発売以来、開始3ヶ月でマーケットシェアのナンバーワンに輝いたウィスティキ。日本では2017年に数十万個の売り上げを期待しているのだとか。
「引き続きアプリの開発を通して、ウィスティキをどんどん使いやすく改善していく予定です。日本やヨーロッパの航空会社、ヨーロッパのラグジュアリーブランドなど様々な業界からコラボの話が来ています。
私たちでは思いつかなかった可能性をユーザーや企業から指摘され、ウィスティキの可能性は広がる一方です。目下の目標はインスタグラムのキャンペーンなどで日本でのローンチングを成功させることです!」