最寄り駅は、台北駅も経由するMTR淡水線の劍潭駅。徒歩10分ほどの場所に、劍潭山へのなかなか立派な登山口の山門があります。地図やホームページによると、劍潭山の登山道はいくつかあるようで、いずれも「劍潭山親山步道」という名称がついています。台北の老舗ホテルとして有名な「圓山大飯店」近くにも別の登山道があります。
目的地は、台北市内が一望できるという展望台。とにかくひたすら上へ登っていきます。階段状に整備されているのでスニーカーでも登ることができますが、途中で雑草が伸びているところもけっこうあって、トレッキングシューズを履いてきて正解でした。途中、寺院や野外カラオケなどの施設を見かけました。
木のデッキの階段が出てくれば、もうすぐ。5分程度で、デッキの展望台に着きました。ここまでの所要時間、途中で少し迷ったので40分ほどでした。
展望台からの眺めは素晴らしく、眼下に基隆河をはさみ、台北松山空港、そして台北市内の街並みが広がっていました。有名な「台北101」もよく見えました。天気が良いととても遠くまで見渡せそうでしたが、生憎の曇り空と霧がかかってしまっていてちょっと残念。ここからの夜景もかなりきれいだと思いつつ、さすがに夜の山道はマズいと思い、日が暮れかけたところで下山しました。人によっては下りのほうが足に来るかもしれません。
もし、劍潭山に行くなら、虫除けスプレーや虫刺されの薬などが必須です。虫、すごく多かったのでくれぐれもご注意を。
劍潭山親山步道 - 臺北市親山步道主題網
http://www.hiking.taipei/ct.asp?xItem=37197847&ctNode=56585&mp=106051(Written by AS)