DSC_9045

愛媛・松山の道後温泉の近くに、なんともフォトジェニックなかわいいお寺があります。

その名からもご利益がありそうなパワースポット「円満寺」。建立812年と伝わる、本尊が阿弥陀如来の寺院です。場所は、道後温泉本館から徒歩1分ほど。

本堂の手前に、一寸二尺の大きな白塗りの地蔵尊が安置された仏堂があります。別名「湯の大地蔵(ゆのだいじぞう)」。この地蔵尊、行基が道後温泉にやってきた際、クスノキの大木に彫ったと伝わります。そして、1855年に道後温泉の湯が止まってしまった時、この地蔵尊に祈願したところ、湯が再び湧き出たことから「湯の大地蔵」と呼ばれるようになったとか。

また、道後エリアを火事から守る“火よけ地蔵”やこの地蔵に参拝して道後の温泉に入ると寿命が延びるという“延命地蔵”とも呼ばれています。さらに、境内にある地蔵は“水琴窟”で、水をかけると竹筒から美しい音色が聞こえてきます。臥牛洞狂平(がぎゅうどうきょうへい)の仮名詩碑(かなしひ)も境内にあり、日本で3基しかないという珍しい碑とのこと。

家族や夫婦、友だちとの仲が円満になり、結束が高まるというパワースポットでもおなじみ。道後温泉に立ち寄ったついでにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

DSC_9044

DSC_9010
 
円満寺|いよ観ネット

(Written by AS)