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全食事付きのツアー、その中に、「お弁当」ということが時々あります。これは、遠い場所の遺跡に行く時だったり、早朝の便に乗らないといけない場合で朝食を滞在先で食べることができなかったりした時など。

日本での旅行だと「お弁当」といわれても、おおよそ予想がつきます。幕の内弁当やおにぎりでしょう。しかし、エジプトでお弁当とはいかなるものか、気になっていました。

そして、滞在先で渡されたのが、かなり大きな紙で作られたランチボックス。中を開くと、ビックリでした。

■パンがたくさん
■バナナ
■ミネラルウォーター
■フルーツのジュース

以上です。パンが多いのは、とにかくお腹いっぱいに、という配慮でしょうか。もちろん焼きたてなどではなく、作り置きを、ただただ入れただけという感じ。せめてヨーグルトが欲しかったけれど、衛生面を考えるとやや不安も。

せめてもの救いが、パンが見た目以上に不味くはなかった、けっこう食べられる味だったことです。ジュースも冷えてなかったけれど日本以上に美味しかった。もちろん、ボリューム的には十分。

ちなみに、欧米だと、ビニール袋に、パン、ヨーグルト、バナナ、ジュースが入ったものを手渡されたことがあります。これよりは少量でしたが、ヨーグルトが嬉しかったです。

(Written by AS)