鹿児島のしろくま(白熊、白くま)とは、一般的に、かき氷の上に砂糖入りの練乳がかかった、缶詰などのフルーツが盛り付けてあって小豆あんがのっている氷菓子です。この“氷白熊”の本家、天文館むじゃきのホームページによると、“一般的に「白熊」とは、削りたての氷に練乳をかけ、フルーツや豆類を盛り付けたかき氷の事を言います。”とあります。
近ごろ、このしろくま、鹿児島市内の喫茶店などにとどまらず、カップ入りやアイスバー状になって、全国コンビニエンスストアなどでも見かけるようになりました。
それでもやはり本場は、鹿児島。鹿児島市が発祥です。
特に、鹿児島市にある「天文館むじゃき」が発祥といわれています。元祖のお店、というとこじんまりとした喫茶店などの店構えを想像しそうですが、この天文館むじゃきはまるで一大ビル。喫茶はもちろん、洋食屋居酒屋まであり、メシからスイーツまでとことん味わえてしまいます。店頭にある巨大な白いクマ、白熊のオブジェも、観光客なら思わず写真で撮ってしまいそうなオブジェ。
しかも、しろくまにしても、1種類にとどまらず、プリンやヨーグルトをのせるなど、さまざまなメニューから選べます。ミニサイズとレギュラーサイズがあるものの、真夏でもない限り、ミニサイズでも十分な大きさ。お土産にも、白熊の冷凍パックをはじめ、グッズもありとあらゆるたくさんあります。鹿児島で実感、「しろくま、恐るべし」です。
(Written by AS)