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タイのバンコクで人気の観光スポットの1つ、ワット・ポー。巨大な寝釈迦仏で知られる一方、タイ・マッサージの総本山、タイ初の大学が設立された場所、バンコク最古の寺でもあります。

そのワット・ポーで、寝釈迦仏を見ているとふと、なにやら小銭を1枚1枚、鉢に入れている人々に遭遇します。

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なんだろうと思って振り返ると、20バーツで25サタン硬貨に変えてくれる場所を発見。その硬貨を1枚ずつ、建物の壁沿いに置かれている108もの鉢にゆっくり、ゆっくりと入れていきます。その入れる音も、堂内に響いてきます。

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この鉢に入れると、日ごろの「煩悩」を消し去ることができると言われました。煩悩の数だけ入れてもいい、とも。確かに、1枚1枚ゆっくり入れていったあとに見上げると、大きな寝釈迦仏の後頭部が見えました。なんだかありがたい気持ちになったのは、言うまでもなく。

せっかくワット・ポーを訪れたなら、ワット・ポーにあるマッサージセンターに訪れるのもおすすめ。アユタヤ王朝から伝わるマッサージは、ワット・ポーの壁画や石版などに残されています。ワット・ポーにある東屋がマッサージセンターになっていて、例えば、フットマッサージ、ハーブマッサージ、ボディマッサージなどがまさに本場で受けられます。


(Written by AS)