『ママがおばけになっちゃった!』という絵本をご存知だろうか。
10万部売れれば大ヒットと言われる絵本市場の中で、2015年の発行以来シリーズ累計55万部を超える大ベストセラーとなっている絵本であり、その注目すべき点は、タブーとも言われる『母親の死』がテーマなのだ。

『ママがおばけになっちゃった!』は、交通事故で死んでしまったママが、4歳の息子のかんたろうのことが心配でおばけになって家に舞い戻ってくる物語。しかし、重く暗い内容ばかりではなく、クスッと笑えるユーモアがちりばめられ、最後には絵本を読み聞かせる親も、絵本を読む子ども達も、お互いに様々な感情が入り混じり、色々と考えさせられる絵本となっている。

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そんな『ママがおばけになっちゃった!』を描いたのは、絵本作家「のぶみ」氏。
『ぼく、仮面ライダーになる!』シリーズや『にんげんごみばこ』など170冊以上の絵本を発表しており、近年は、MBS「情熱大陸」や日本テレビ「世界一受けたい授業」など、テレビにも多く出演し、今まさに話題の絵本作家として注目を集めている。

そんな中、2017年8月3日(木)〜8月18日(金)の期間、「絵本作家 のぶみの世界展」が二子玉川ライズで開催を予定しており、この展覧会では、「ママがおばけになっちゃった!」の世界を、初公開となる今秋発売予定のシリーズ最新作を含めた原画展示をはじめ、オブジェの立体展示、作家本人へのインタビュー映像、親子で楽しめる体験コーナー、などを体感できる。

ぜひ、この夏は「のぶみ」氏の想いがつまった展覧会に親子で足を運んでみてはいかがだろうか。

因みに、「のぶみ」氏は東京都練馬区在住であることから、今年独立70周年の練馬区とコラボレーションし、7月末に練馬区の“あるある”を描いたオリジナルの絵本を制作することも決まっており、練馬区に住むファミリーはこちらも併せてチェックしてみては。



絵本作家 のぶみの世界展
http://www.itscom.net/sh/event/20170803/