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(C)T&G オートクチュールデザイン

舞台となるのは、歴史的建造物や公園、美術館、卒業した学校。さらには、野外フェスに無人島まで。最近、形式に捉われず、思い出の場所や好きな場所で、自分たちだけのオリジナル結婚式を行う「フリースタイルウェディング」の選択肢が増えています。専門のプロデュース会社がここ数年で次々と登場したり専門誌が登場したり、何かと話題に。
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そんな中、“型破り”な結婚情報誌「ゼクシィSPARK!」とウェディング業界最大手の「テイクアンドギヴ・ニーズ(T&G)」のコラボで千葉県木更津のグランピング施設「WILD BEACH」にて開催された、フリースタイルウェディング「YAMADA WONDERLAND」に参加してきました。

このウェディグは「ゼクシィSPARK!」が昨年募集した「結婚式プレゼント企画」に当選した夫婦の結婚式をT&Gのプロフェッショナルチーム「オートクチュールデザイン」がプロデュースしたもの。新郎新婦の苗字が“山田”のため「YAMADA WONDERLAND」をコンセプトにしたという結婚式は、果たしてどこまで「フリースタイル」なのか? その様子をレポートします。

集合は東京駅!行き先を知らないゲストたち
 
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ある日、新郎新婦から届く「YAMADA WONDER LAND」への招待状。行き先は書かれておらず、ゲストたちは目的地も知らされず指定された場所と日時に迎えに来たバスに乗り込みます。パーティ会場となる木更津の「WILD BEACH」に着くまでは、さながらミステリーツアー。招待状には「正装ではなく、動きやすいカジュアルな服装でお越しください」とのドレスコードが書かれていたため、マキシワンピやTシャツにハーフパンツなど、それぞれ思い思いの格好をしていますが、おしなべてリラックスした装い。
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「着いたら砂浜だったので、この格好が正解だったと確信しました(笑)」と答えるのは、新郎の友人。Tシャツ短パンと、かなりラフな格好です。到着したのが、非日常感あふれるグランピング施設とあって、ゲストたちは驚きを隠せない様子。


インスタジェニックなウェルカムスペースでおもてなし!
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セレモニーが始まるまでは、砂浜を見渡す2階ウエルカムスペースで、ゲストをおもてなし。まるで、古い映画に出てくる移動遊園地のようなジューススタンドやコットンキャンディー、アップルキャンディの屋台がパーティ気分を盛り上げます。
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オールドアメリカな世界観を楽しんでいると、ダイナーのウエイトレス、ウエイターのようなストライプのコスチュームに身を包んだ新郎新婦が登場。
突然のインスタジェニックな演出にゲストたちは大盛り上がり、さっそくふたりを取り囲んでの撮影会がスタート。新郎新婦を中心に輪ができてシャッター音が響く様子は、さながら往年のムービースターです。


マーチングバンドに新郎新婦のダンス!自由な挙式スタイル
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パーティのスタートは、新郎新婦、アッシャー、ブライズメイドによる今年一大ブームを巻き起こした某ミュージカル映画のオープニングを彷彿させるダンスから。ふたりの努力の跡が感じられるパフォーマンスに会場のテンションも高まります。
ちなみに挙式も野外のステージで行いました。従来のスタイルではなく、永遠の愛を誓う瞬間を青空の下で祝福できるなんて、とても開放的で素敵な式でした。


披露宴はBBQに、ゲスト参加型の大運動会!?
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挙式の後は披露宴パーティー。太陽の光が降り注ぐビーチサイドで、キンキンに冷えたビールを飲んだり、ラグジュアリーリゾートを彷彿とさせるテラス席で豪快な肉を焼いたり、思い思いの時間を楽しみます。
「夏を先取りしてるみたいで楽しい! 天気が良くて最高です」と話すのは、ノースリーブのワンピースがさわやかな新郎新婦の仕事仲間。
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しばしの歓談の後は、ケーキ入刀。ステージには、見たことないようなデザインと大きさのウェディングケーキが登場。こちらもとてもインスタグッドで、砂浜中からシャッター音が響きます。
そして心とお腹が満たされたところで、ゲスト参加型のゲーム大会へ。ゲストはチームに分けられ、熱い戦いが繰り広げられました。
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まずは「風船膨らませ競争」から。
目的を忘れて、とにかくひたすら風船を大きく膨らませる人、風船が割れて、大爆笑するひとなど、もはや勝ち負けではなくなってきて、ステージ上はカオスな状態に。
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さらに、懐かしの障害物競争、二人三脚リレーを行い、ビーチを全力で駆け巡るゲストたちは大盛り上がり!
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そして新郎新婦も急遽参加することに。
「ドレスが汚れると怒られちゃう」という新婦に「一緒に怒られよう」と応じる新郎。新婦がドレスの裾をたくしあげて、精一杯走る様子は感動的ですらありました。
ゲームを終えて優勝したチームには伊勢海老のプレゼントというサプライズ。


最後も・・・インスタ映えする仕掛けに大感動!
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そして最後もインスタジェニックな仕掛けが。ご家族からの手紙朗読と、新郎新婦から両親への感謝の言葉が終わるとステージ上の風船が一斉に大空へ。ミュージカル映画のラストシーンのような、煌びやかだけど名残惜しい光景に、しばし空を見上げるゲストたち。
「さっき来たばっかりなのに、終わってしまうのがさびしいなんて。今日みたいな素敵な結婚式を挙げるためにはやく相手を探さなきゃです」と、ゲストの女性が話してくれたのが印象的でした。


オリジナリティあふれる演出でゲストたちの心をつかむ「フリースタイルウェディング」。私も自由な結婚式をあげたい!とその後の婚活モードに火が付いたのでした。

T&G「/hautecouturedesign(オートクチュールデザイン)」

ゼクシィ SPARK!