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2020年の東京五輪で正式種目となることで注目を集めている「スケートボード」。先日、静岡市に、スケートボードが世界基準のコースで楽しめる国内最大級のローラーパークが登場した。

スケートボードは、1940年代、アメリカのカリフォルニアで始まったとされ、日本では1970年代ごろから若者を中心に広がっていった。近年、「X GAMES」と呼ばれるローラースケートをはじめとした世界的なスポーツイベントが人気で、夏と冬に開催されている。

今回オープンした「東静岡アート&スポーツ/ヒロバ」では、芝生広場とローラースポーツが楽しめる。ローラースポーツパークは、全国でも数少ない全天候型の施設で、スケートボードをはじめ、BMX、マウンテンバイク、インラインスケート、一輪車といったローラースポーツが、初心者から上級者まで楽しめるコース設定がある。広さも日本最大級だ。日本スケートボード協会が監修し、国際大会にも対応できる世界基準のコースとなっている。

一方、芝生広場では、イベントの開催、野外アートの展示などが今後行われる予定。

8月22日から24日まで、夏休み企画として、初心者向けの「夏季集中スタートアップレッスン」が開催される。参加費は3日分で税込8,000円。参加対象は5歳以上のスケートボード未経験者。スケートボードのスタンスや乗り方、転び方、チクタク、バンクアプローチ、ターンなどの基本操作を、3日間の集中レッスンで習得する。ほかに、毎週日曜日と水曜日に初心者向けレッスンがあるほか、経験者向けのレッスン、インラインスケートやマウンテンバイクなども。

場所は、JR東静岡駅から徒歩1分と交通アクセスも良い。静岡市では自治体や地元団体、有識者らと連携し、東京五輪に向け、スケートボードなどの普及や国際大会の誘致などに今後取り組むという。

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東静岡アート&スポーツ/ヒロバ