中国各地に数多く存在する、ご当地麺。四川のとなり、重慶では「重慶小面」が有名です。スーパーやコンビニでカップ麺でも売られているほど。成都でも重慶小面のお店、けっこう見かけます。
その本場の重慶では、重慶小面のお店でその味を競うという大掛かりな、重慶小面コンテストベスト50なるものまで開催されているほどのご当地グルメぶりです。
重慶小面とはそもそも、麺に少しだけ野菜が入った麺料理のことです。ただそれだけではシンプルすぎるので、牛肉や豆などが入っているなど、店ごとにバラエティに富んでいます。麺好きなら、重慶市内での食べ歩きも楽しいでしょう。
今回、重慶のフードコートにあるお店で、重慶小面を食べてみました。確かに、少量の野菜、そして牛肉がのっています。見た目はあっさり、ですが、食べてみるとけっこう味にクセもあって、ほんのり辛さも。テーブルの上にはほかにも調味料がいろいろあったので、好みで入れてアレンジしても良さげでした。四川の担々麺ほどはまったく辛くはないので、もし辛さが苦手でもこれならまだ食べやすいほうかも、とも。
通常の麺のほかに、米銭というライスヌードルのメニューもありました。次はこれにもチャレンジしてみたくなりました。
なお、重慶といえば、火鍋が有名。その火鍋と重慶小面、重慶の二大ご当地グルメです。
(Written by AS)
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