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愛媛県松山市の人気観光スポット「道後温泉」で、2017年9月から『道後オンセナート2018』が始まった。

道後オンセナートは2014年、道後温泉本館の改築120周年を迎えたことを記念して初めて開催され、温泉とアートのコラボレーションに多くの観光客から好評を得た。その後も毎年イベントが引き継がれ、そして今回、4年ぶりの大規模アートフェスティバルとして開かれる。

2017年9月からプレオープン、2018年4月からグランドオープンし、2019年2月のフィナーレまで18ヶ月間、道後エリアのホテルや旅館、街なかなどでさまざまなアート作品が見られる。

『道後オンセナート2018』のテーマは「オマージュ」(賛歌)。約20名のアーティストが手掛けた作品が道後エリアで発表される。

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プレオープンで見られるのは、パブリック作品としては、彫刻家・三沢厚彦氏の「Animal 2017-01-B2(クマ)」、写真家・浅田政志氏の「鷲の恩返し 大八章 その弐−朝六時、本日も湯が湧き人集う−」、写真家・梅佳代氏の「坊っちゃんたち」など。また、道後エリアのホテルや旅館の客室なども、アーティストが空間演出した作品が見られる。

そして、美術家・イチハラヒロコ氏によるオリジナルタオル「ことばのタオルを湯かごに入れて。」も発売されるほか、潔いメッセージが人気の「イチハラヒロコの恋みくじ」も道後エリアで手に入る。

さらに、道後温泉本館では10月1日から、写真家・映画監督で知られる蜷川実花氏によるインスタレーションも行われるので必見だ。

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道後オンセナート2018