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12月1日(金)に開催された「年末スペシャル『新潟雪国グルメ&地酒ナイト』〜これは、冬物語のはじまり〜」の興奮冷めやらぬ翌週7日(木)、東京カルチャーカルチャーにて、雪をも解かす、熱きコラボイベントが開催されていた。

12月1日の様子はこちら。

そのイベントとは「どっちの湯沢ショー?」なるもの。
どこかで聞いたことがあるようなタイトルであるが・・・、このイベントは毎年10万人以上が来場、2016年には総来場者数200万人を突破したモンスターイベント「フジロック」を擁する新潟県湯沢町と、日本三大うどんの一つである「稲庭うどん」を擁する秋田県湯沢市とのコラボイベント。双方を代表する食べ物や地酒を味わいながら、観光情報やトリビアを観光協会の職員によるトークショーを楽しみながら交流するという、「湯沢(新潟県・秋田県)の魅力」を心ゆくまで堪能できる豪華イベントだ。

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19時のオープンより、試飲・試食コーナーには長蛇の列が・・・。
それもそのはず、新潟県湯沢町サイドからは、新米の「こしひかり」「なめこの天ぷら」「からいすけ」「もち豚ロースのソテー」「美雪ます(刺身、マリネ)」「そば」「漬物(野沢菜)」が提供され、それに対して秋田県湯沢市からは新米の「あきたこまち」「A5ランク三梨牛のサイコロステーキ」「せりの天ぷら」「きりたんぽ」「稲庭うどん」「漬物(いぶりがっこ・からしなす)」という絶品食材が、テーブルを占拠した。

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また、地酒も豊富な両湯沢。新潟県湯沢町からは「白瀧酒造」のお酒が、秋田県湯沢市からは「両関酒造」「秋田銘醸」「木村酒造」「秋田県醗酵工業」のお酒が提供され、日本酒好きが舌鼓を打つ場面も見られた。

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その後開かれたのが、ゲストである三代目 秋田県住みます芸人の桂三河さんを交えた、双方の観光協会職員による、プレゼンテーション形式の観光情報、トリビア情報の紹介コーナー。

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ユニークな動画を交えたプレゼンテーションは大いに盛り上がりを見せていた。
実は、新潟県の湯沢町に行こうとして、秋田県の湯沢市に降り立ってしまうという旅行客も年に数組は本当にいるらしく(逆のパターンも然り・・・)、また、どちらにも「湯沢グランドホテル」というホテルがあり、そちらのホテルには、間違って訪れてしまった旅行客を泊められるように空室が常に用意されているという、信じられないような話が飛び出す場面もあった。

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近年ブームになりつつある、地方への移住。会場にも現実的に移住を考えているという方もおり、補助金などの耳寄りな情報に皆、真剣に耳を傾けていた。

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そしてエンディングは豪華景品をかけたじゃんけん大会。双方の大盤振る舞いのおもてなしに来場者は終始、満足気な様子だった。

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来場者からのアンケ―トを覗いてみると・・・新潟県湯沢町・秋田県湯沢市の「両湯沢」に改めて興味を持ったという回答が多数。

アンケ1

もちろん今回のイベントは優劣をつけるためのイベントではないが、この結果は両湯沢にとって、とてもうれしい結果になったことは間違いないだろう。