上海の街を歩いていると、日本で見かけないアレコレに遭遇することも多々あります。

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例えば、「セルフ図書館」です。これなにかというと、無人の図書を貸し出す設備のことで、図書館の前にあります。ガラスケースに入った本棚にいくつかの本が並んでいて、中身は見られないものの、本の在庫があれば借りられるというシステム。

システムの利用には、図書館の貸出カードとIDカードの認証が必要です。銀行のATMのような機械で、本が入っている番号を入力して操作し、本を取り出します。自動販売機のようです。操作方法はその機械の横に載っています。中国語のみですが。

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たまたま通りかかった時は図書館の開館時間帯だったので、誰も利用している人はいなかったものの、図書館が休みの時、早朝や深夜など図書館を利用しづらい人にとっては良いシステムだと、見るたびにつくづく思います。

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日本では、返却ボックスはあっても貸出は時間内のみと、このいったものはなかなかありそうで、まだないシステム。その辺、中国のほうが進んでいる気がします。