サニーサイドドッグ1

学校や仕事も始まり、ようやくいつもの日常のペースに戻ってきた今日この頃。いやいや、まだ体も頭もだるくて…といった人の正月ボケも吹き飛ぶ、なんとも“ワンダフル”な情報が飛び込んできた。

都内のPR会社サニーサイドアップが、戌年・2018年1月に新たな会社を立ち上げた。その名も「サニーサイドドッグ」。新会社の最大の特徴は、創業メンバーが全員“犬”だということ。しかも全匹、サニーサイドアップの社員が飼っている犬だという。創業メンバーの鳴き声が響くオフィスで、詳しく話を聞いた。

サニーサイドドッグ2

“たのしいさわぎをおこしたい”をスローガンとする同社は、仕事始めの日に、その年の干支にまつわる動物や人を招くことが通例となっている。未(ひつじ)年には実際の羊を、酉(とり)年にはダチョウ倶楽部を招いたりと、毎年趣向を凝らしたイベントを実施しているとのこと。そして、今年が戌年ということで、創業メンバーが全員“犬”の会社「サニーサイドドッグ」を立ち上げるに至ったというのだ。

サニーサイドドッグ3

サニーサイドアップの代表・次原悦子氏は、設立の経緯をこう話す。「ダイバーシティ(多様性)に積極的に取り組んできた企業として、今年は人間だけではなく動物も活躍できる環境を作っていきたいと思います。そこで今年が戌年ということで、社員が全員ワンちゃんの『サニーサイドドッグ』という新たなグループ会社を設立するに至りました」

仕事始めの日、サニーサイドドッグからは新会社設立の挨拶の品として、111本のホットドッグが振る舞われた。その後、サニーサイドドッグの社員達は、サニーサイドアップの社員とともにオフィスで仕事を実施。犬向け靴商品のPR企画会議に参加するなど、自発的に業務に当たったが、会社登記のための申請書類のハンコが“肉球”だったため、新会社設立は1日で白紙に戻ったのだとか。

サニーサイドドッグ4

サニーサイドドッグ5

同社広報は、「今後も、人・動物に限らず誰もが活躍できる社会を目指し、世の中に“たのしいさわぎ”を発信していきたい」と話した。
さて、話は早いが来年は亥(いのしし)年。次はどんな“たのしいさわぎ”をおこしてくれるのか、同社の動きに注目したい。