今年の冬、「滋賀」がおもしろい。子どもから大人まで楽しめる冬ならではの観光イベントが目白押しとなっている。その中で4つのイベントをピックアップして紹介する。
まず、2月10日から14日まで「びわ湖灯り絵巻」が、滋賀県内の彦根、近江八幡など9会場で開催される。琵琶湖周辺が日本有数の虹が見られるスポットであることにちなみ、各会場にハートの虹色イルミネーションが登場。すべての会場で自分の願いを込めたメッセジーを書いたシートが貼れる「マイ灯り」をともし、イベント終了後はその願いが叶えられるように日吉神社へ奉納される。彦根会場では人気のひこにゃん、長浜会場では日本最古の鉄道駅舎「旧長浜駅舎」のライトアップも行われる。
また、滋賀県内の20を超える会場で「びわ湖のひな人形めぐり」も4月まで実施中。東近江会場の五個荘近江商人屋敷では2月17日、18日の2日間限定で地元に人々がお雛様などに扮する「にんげん雛絵巻まつり」が行われる。長浜会場ではガラスのお雛様、彦根会場では井伊家13代直弼の愛娘・弥千代の雛と雛道具の展示も注目。
滋賀県南部の湖南市では、2月11日に「冬の酒蔵めぐり〜旧東海道を歩く〜」を開催。老舗の酒蔵を地図片手に自分のペースで訪ね歩くほか、各酒造が丹精込めて造る地酒を味わったり、コースの途中では地元の有志が開く露店も楽んだりもできる。JR甲西駅または石部駅集合、参加費無料(露店は別料金)
さらに、大津市の石山寺では、平安時代に彫ったとされる像の「維摩居士像 特別拝観」が2月18日から4月18日まで行われる。像全体にふくよかな量感を持ち、平安初期彫刻の特色がよくわかる像で知られる。料金500円(別途、入山料が必要)
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