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英国のクリーニング宅配サービス大手「ジップジェット」が、世界500都市を対象に住民の感じるストレスを比較した。都市基盤や公害、経済、福祉など17分野で全項目のデータがそろった150の都市をランク付けしている。

このランキングは、ストレスや苛立ちを引き起こすと言われる要素をベースに作成された。この要素には、公共交通機関の利便性から公害の深刻さ、失業率、そしてメンタルヘルスの度合いまで幅広いさまざまな項目が含まれている。


ストレスの少ない国ベスト10は以下の通り。

1位 シュトゥットガルト(ドイツ) 【スコア1.00】
2位 ルクセンブルク(ルクセンブルク) 【スコア1.13】
3位 ハノーバー(ドイツ) 【スコア1.19】
4位 ベルン(スイス) 【スコア1.29】
5位 ミュンヘン(ドイツ) 【スコア1.31】
6位 ボルドー(フランス) 【スコア1.45】
7位 エディンバラ(イギリス) 【スコア1.55】
8位 シドニー(オーストラリア) 【スコア1.56】
9位 ハンブルク(ドイツ) 【スコア1.69】
10位 グラーツ(オーストリア) 【スコア1.69】

※スコアが低いことは、ストレスのレベルが低いことを示し、数字が増えるごとにストレスのレベルが高くなることを示す。


世界で最もストレスが少ない都市に輝いたのは、ドイツのシュトゥットガルト。
シュトゥットガルトは、ダイムラー(メルセデス・ベンツ)、ポルシェ、ボッシュなどドイツを代表する世界的な企業の本社がある工業都市でありながら、ブドウなどの栽培も盛んな田舎街である。さらに、ドイツは他にも3つの都市が10位以内にランクインしている。


日本はアジア圏で3位!

日本の都市からは東京都と大阪府が選ばれているが、どちらがストレスの少ない都市なのかというと…

大阪府 66位 【スコア4.81】

東京都 72位 【スコア5.06】


なんと、大阪府が東京都よりもストレスの少ない都市という結果に!
東京都、大阪府はどちらも「社会保障」・「メンタルヘルス」・「男女平等」・「人種平等」のスコアがヨーロッパ勢に比べてとても高いようだ。
※メンタルヘルス…メンタルヘルス分野で働く心理学者の1人当たりの割合を含め、自殺率、意識およびカバレッジの加重平均

ちなみに、大阪府はアジア圏では42位のシンガポール【スコア3.52】61位の台湾・台北【スコア4.65】に次ぐ3位となっている。


【出典】
Zipjet「The 2017 Global Least & Most Stressful Cities Ranking」