ある日、シンガポールの某大型ショッピングモールを歩いていた時、ランチに「シンガポールらしい料理」を食べようとお店を探していました。すると「吉野家」「CoCo壱番屋」「一風堂」「モスバーガー」・・・目に付くのは、日本でおなじみの外食チェーンばかり。しかもどこも“行列”ができるほど賑わっていてビックリ!

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別のモールでは、「サイゼリヤ」「洋麺屋五右衛門」「和民」なども見かけたことも。店構えも日本とほぼ変わらず、もちろん本物。昔は寿司、そば、天ぷらと高級料理のイメージがあった日本料理が、日本で庶民層にチェーン展開するレストランがどんどん海外進出、特にシンガポールで他の国よりもそのスピードがものすごく速いと感じます。

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ほかに、「シャトレーゼ」もよく見かけますし、ドラッグストアの「ウェルシア」はイオン系でトップバリューの商品をはじめ、並んでいる商品はほとんど日本製。

シンガポールは日本人駐在員が多いのと、海外進出が他の国よりも容易だからでしょう。加えて、所得が高いので(日本と比べて)やや高めの価格設定でも受け入れられる土壌があるかと考えられます。最近、シンガポールの玄関口であるチャンギ空港に、日本食専門のフードコートもオープンしました。ここでも日本でおなじみのチェーン店が並んでいて、早速、大繁盛のようです。

もちろん「ユニクロ」「ダイソー」なども健在。シンガポール随一の繁華街であるオーチャード通りには伊勢丹と高島屋もあります。それ以上に、飲食チェーンや菓子チェーンの進出が最近、特に目立ちます。

果たして1年後、2年後には、シンガポールのショッピングモールをさらにどれだけ「日本」が占拠しているのか、気になるところです。