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紳士服のプロと医療のプロが技術を持ち寄った革新的アイテム

春になると「(花粉症)はじまりましたね」「(花粉)今日、ひどいですよね」なんていう挨拶をよく耳にするようになります。それもそのはず。今や花粉症は、2人に1人が発症している“国民病”と言われているほど※1。そして、花粉症をはじめとする国内アレルギー性鼻炎患者の労働生産性の低下は、経済的損失の原因とも言われているんです。

そんな現代社会の救世主とも言えるある画期的なスーツとワイシャツが、この春、業界初の技術を携えて誕生しました。それは、「紳士服のはるやま」でお馴染みの株式会社はるやまホールディングスと、市川海老蔵氏が出演するマスクでも話題となっているDR.C医薬株式会社が共同開発した、業界初の『花粉を水に変えるスーツ』。

「花粉症の辛さを軽減し、日本を元気にできないだろうか。」という株式会社はるやまホールディングスの代表、治山正史氏の切実な想いから誕生したこのスーツは、花粉から守ってくれるだけでなく、ストレッチも効いているので着心地も抜群。花粉対策アイテムということを忘れてしまうほど、日常を快適にしてくれる高機能スーツなのです。

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ツーピース 69,000円 ツーパンツ 73,000円
カラー:ネイビー、グレー
サイズ:Y、A、AB、BB体 各4〜7号
シャツ 5,900円


花粉を付着させないのではなく分解して変化させる新アプローチ

これは、医療の現場から生まれた新素材として注目される「ハイドロ銀チタンテクノロジー」を搭載し、花粉などのタンパク質を分解するという方法で、花粉対策をすることができる革新的なアイテム。花粉そのものの成分を変えてしまうので、「付着させない」という方法とは全く違うアプローチで対策することができるところがポイントです。

そもそも「ハイドロ銀チタン」とは、何かというと、もともとは医療現場で感染症の対策としてマスクに使われていた技術を使い、光(紫外線)に当てることによって、花粉だけでなく、ハウスダスト、カビ、汗、ニオイ、不衛生タンパク質を分解して水に変えることができるというDR.C医薬株式会社独自のクリーン技術。直射日光であれば40分程度、室内照明だと4時間程度で分解されるのだそうです。

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DR.C医薬株式会社 代表取締役 岡崎成実氏

もともと医師として活躍していたDR.C医薬株式会社 代表取締役 岡崎成実氏は、このアイテムの開発について、こう語ってくれました。
「ハイドロ銀チタンの構想が生まれたのは、アフガニスタン国境近くの救急医療現場で医師をしていた頃。不衛生な環境で生活している人たちを目の当たりにして、どうにか衣服でその状況をよくできないか、と考えたのがはじまりでした。今回、スーツにこの技術を搭載するに当たっては、ハイドロ銀チタンの粉を布に定着させ、さらに洋服としての風合いをようするということにとても苦労し、試作のくり返しではあったのですが、このような形で技術が活かされ、単なる技術から一般の人が使えるアイテムにすることができたのは、本当にうれしいことです」。

「花粉ハラスメント」の予防は未発症の人も心がけたい春のマナー

今回、スーツに使用されている布は、このアイテムのために開発された特殊なものであるとはいえ、クリーニングやアイロンなどのケアは、普通のスーツと同様で問題ありません※2。また、同時に発売された同機能のワイシャツは、伸縮性のあるニットシャツで、洗濯機で洗濯して、濡れた状態で4時間ほど干しておけば、アイロンをかけなくてもシワにならずに乾くというから驚きです。これも、いろいろな方によろこんでいただきたい、という「紳士服のはるやま」のこだわりのひとつ。
 
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株式会社はるやまホールディングス代表取締役社長執行役員 治山正史氏

株式会社はるやまホールディングス代表取締役社長執行役員 治山正史氏は、今回の商品の誕生をこう語ります。
「社会人の男性にとってスーツは、身体の中で最も広い面積を被うものなので、花粉が飛ぶ春は花粉を着ているようなもの。個人的のレベルではマスクをすればある程度は防ぐことができますが、家に帰る、オフィスに戻るとなると、そこで付着した花粉が飛び散って、家族や同僚への二次被害も引き起こしてしまいます。それを、このスーツは解消できるんですね。
ビジネスウェアの世界では、見た目をよくする、快適さを追究するということはできていたのですが、そこに今回、『健康に貢献できる』という新たなアイテムを作ることができました。今後も、そういうものをひとつでも多く作って、健康で元気に明るく生活することに携わっていきたいと考えています」。

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治山氏の言う“二次被害”は、「花粉ハラスメント」とも称され、注目されつつある深刻な問題であり、既に花粉症を発症している人だけでなく、子どもや未発症の大人にとっても、花粉を予防することは大切。岡崎氏も、花粉症予防についてこう忠告します。
「小さい時から花粉を少しずつ吸い込んで、大人になってアレルギーを発症するというケースは少なくありません。気づいた時点で早めに花粉抗原を分解して予防しておけば、大人になってからの発症を少しでも遅らせることができる可能性は高いと思います」。

花粉対策は、もはや花粉症の人だけのものではありません。花粉症を自覚していない人も、二次被害をなるべく起こさないために、そして家族や自分の未来のために、花粉予防を心がけることは、最低限の春のマナーかもしれません。

※1:東京都発表「花粉症患者実態調査 2016年度版」調べ/都内におけるスギ花粉症有病率48.8%
※2:240℃を超えなければ布の機能に影響はない。


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