4月8日はタイヤの日。定期的にタイヤの空気圧点検は必要であるとわかってはいるものの何かと面倒・・、というドライバーも少なくないのではないだろうか?
埼玉県志木市にオフィスを構えるカーオーディオ専門店バスクは、TPMS(Tire Pressure Monitoring System)であり、車内にいながらタイヤの空気圧をリアルタイムにチェックできる「Air Safe(エアセーフ)」を昨年より販売。
発売から1周年を迎え、安全啓発を目的とした報道陣向けセミナーを 3月29日に開催。知っているようで意外と知らない、タイヤ点検の重要性や「Air Safe」の特徴などが紹介された。
 
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JAFロードサービスの調査によると、2016年度の主な出動理由は「タイヤのパンク、バースト、空気圧不足」が高速道路において1位であり、一般道路においても2位とのこと。さらにJAFへのタイヤトラブルの救援件数では、2009年度は約27万5,000件だったが、2016年度には約37万6,000件まで増えたのだそう。
 
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近年のタイヤトラブルの救援件数急増の背景に挙げられるのがセルフ式ガソリンスタンドの増加だ。専門知識を持つスタッフによってタイヤの空気圧をチェックされる機会が減ったことが関係しているのではないか、と同社は分析している。 

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タイヤの空気圧が不足することによって、操縦性や燃費の悪化だけでなく、タイヤ寿命の短縮にもつながってしまう。さらにパンクや走行中のバースト(タイヤが突然破裂すること)の発生が引き起こる可能性も高まる。
空気圧不足は見た目ではわかりにくいのが難点。ゴムは空気を通すので自然と空気圧が下がってしまうため、乗用車用のタイヤは概ね1ヶ月で5〜10%低下し、5台に1台は空気圧不足で走行していると考えられている。よって普段から空気圧の点検をすることは極めて重要なのだ。

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タイヤの空気圧管理によって安全なドライブシーンをサポートするために開発されたのが、「TPMS(Tire Pressure Monitoring System)」だ。
TPMSは米国では2007年に、欧州では2012年に、韓国では2013年に装着が義務化されており、これらの国へ輸出される日本車もTPMSの標準装備が必須となっている。日本では法規制が現在検討されており、今後義務化される見通しがあるようだ。

バスクでは自社で開発したTPMS製品「Air Safe」の発売を2017年に開始。車内にいながらタイヤの空気圧をリアルタイムに確認することが可能で、空気圧管理の手間を軽減。タイヤトラブルを軽減できる。
同社ではアルミホイール専用の「AS-CV1 クランプインタイプ」(メーカー希望小売価格 36,800円/税抜)と、スチールホイール・軽自動車専用 「AS-SV1 スナップインタイプ」(メーカー希望小売価格 32,800円/税抜)の2種を用意。このラインナップによって全ての普通乗用車への装着をカバーできる。

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TPMSにはエアバルブキャップとして装着する「バルブキャップセンサータイプ」と、エアバブルと一体化しておりホイール内部に装着する「内蔵タイプ」がある。
「Air Safe」は内蔵タイプを採用。比較的高価で着脱は専門店で行わなければならないが、内部に埋め込まれているため精度が高い。さらに外部からの衝撃による破損や故障がないというメリットがある。

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「Air Safe」を実際に使用したデモンストレーションも行われた。まずは、適正空気圧の260kPa前後の状態からスタート。
 
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続いて左前輪タイヤの空気を抜いていくと、モニターの数字が点滅表示されると同時に、警告を促すアラーム音が鳴りはじめた。このワーニングアラーム機能は空気圧だけでなくタイヤ内の温度も検知。さらにドライバーが気づきにくい、ゆっくりと空気が抜けていく「スローパンクチャー」も見逃さないのが魅力だ。

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空気圧が適正値に保たれているタイヤでも、わずか10cmの段差に乗り上げるだけでこのように変形する。よって空気圧が低下している状態のタイヤではよりパンクやバーストの発生への危険性が高まることがわかる。

同社の今後の展望として、「Air Safe」を一般のユーザーにより認知してもらえるような活動を広げるとともに、ラインナップの開発をさらに進めて行きたい、との話も伺えた。

すっかり春めいて、ドライブ日和になってきたこの季節。ゴールデンウィークや夏休みの前に愛車のタイヤを点検して、安心・安全なカーライフを楽しんでみてはいかがだろうか?