「お茶天国」ともいえる台湾。烏龍茶やジャスミン茶などたくさんの種類があり、値段もさまざまです。たまに地域によってローカルなお茶に巡り合えることもあります。
その1つが、台湾南部の都市・高雄の南にある小港地区でよく見られる「古早茶」(古草茶)。小港には日本からの直行便もある高雄国際空港があるので、馴染みがあるかもしれません。
古早茶を飲むなら、スタンドでのテイクアウトがおすすめ。地元の路地などを歩いていると、スタンドに遭遇します。注文はほとんど中国語のみですが、日本人としては読みやすく、指差しで注文すれば簡単です。
古早茶は健康茶として知られ、飲むと消化や代謝がよくなり、美容にも効果があると言われています。アイス、ホットどちらでも楽しめます。喉が渇いている時にも効きます。
最初の一口を飲むと、独特の味わいに「うっ」となるかもしれませんが、砂糖が入っているので甘く、ゴクゴクと飲んでいくうちの味に慣れてきます。特徴ある味は、天然のハーブが入っているからです。
高雄では「順陽(Shunyang)」というブランドが有名です。12種類以上の緑草がブレンドされ、胃に優しい飲み物であり、ノンカフェインなので寝る前にも飲むことができます。パッケージの商品はお土産にもおすすめです。