3月に「BNPパリバ・オープン」にてツアー初優勝を果たしたプロテニスプレイヤーの大坂なおみ。大坂はハイチ出身の父と日本人の母を持つハーフアスリートであるが、昨今はこうした、強靭な肉体を武器にスポーツ界を席巻するハーフアスリートは次々に現れている。
しかし、そんなハーフアスリートには、その見た目や、身体能力が高すぎるが故の苦労多々あるようで…。今回はそんなハーフアスリートの深刻だけども、ちょっぴり笑える苦労エピソードを集めてみた。
【オコエ瑠偉】「足が速すぎて鬼ごっこに入れてもらえなかったんです・・・」
オコエ瑠偉が、抜群の身体能力を持つがために起こった小学生時代の悲しいエピソードを披露した。
「足が速すぎて鬼ごっこに入れてもらえなかったんです…。すぐ捕まえてしまうし、捕まらないので」ともの悲しげに語ったオコエ。代わりに友人から提案されたのは「かくれんぼ」だったが…。「体が大きくてうまく隠れられない。物陰に隠れてもお尻が出ちゃうんで…」と“カモ”にされていたという。
さらに体育の授業は「態度が悪かったので」と5段階評価で「2」が定位置だったオコエ。
参考:2015.8.4「デイリースポーツオンライン」
【ケンブリッジ飛鳥】英語の成績は“2”
ケンブリッジ飛鳥は、ジャマイカ人の父と日本人の母を持ち、2歳までジャマイカで育ったという。だが、最も苦手な教科は英語だった。
江東区の深川三中で担任だった大原章博先生が、学校の成績を明かす。
「授業中よりも部活のときの方が目がキラキラ輝いていましたし、成績は中の下といったところ。なかでも、英語は苦手だった。1を取ると東京高校へのスポーツ推薦が認められないので、私の担当は数学でしたが、放課後に呼び出し、中1、2の英語の教科書で一からやり直させた。その結果、無事2を取ることができました」
参考:2016年8月8日「デイリー新潮」
いかがでしたか。
やっぱり皆、それなりに苦労はしているようだ。
今後も続々と現れることが予想されるハーフアスリート。そのプレーだけではなく、人間性も好きになるために、こうした人となりが分かるような情報は引き続き集めていこうと思う。