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映像化不可能と言われたアガサ・クリスティの人気長編推理小説『アクロイド殺し』がフジテレビでドラマ化されましたが、出演されていた野村萬斎さんのなんとも独特な雰囲気の秘密が少しでも知りたいなと思い、勝手に野村萬斎さんについて調べまくってみました!
様々なインタビュー記事やご出演された番組などを徹底的にリサーチし、あくまで筆者が個人的に「へ〜」と気になった情報を勝手に10個ピックアップ!
読んでくださった方に野村萬斎さんの多面的な魅力が伝わると良いなと思います!


●野村萬斎さん情報1
3歳で初舞台を踏んでから、父・野村万作の指導の下、厳しい肉体の鍛錬を積んだというが、実は物につられて始めたというカワイイ一面が!
「最初はウルトラセブンの怪獣や、赤い電動自動車といった褒美に釣られまして。」と語っている。
参考:「AERA」(1997.01.20)


●野村萬斎さん情報2
文化庁の芸術家在外研修制度で1994年9月から1年間、イギリスに留学し、狂言を別の視点で見つめたりもしている。
「狂言の可能性を知るために行きたかった。イギリスでシェークスピアを現代的にやっているのを見て、日本でも古典を現代に生きるものにしたい、古典をどうしたら現代化できるのかと思ったのです。
ロイヤル・シェークスピア・カンパニーに受け入れてもらい、いろいろな演出現場、稽古の現場を見て学ぶ事になっていたのですが、イギリスではアイデアを盗まれまいと外から来た人間にはあまり中を見せてくれない。
その代わり、1年間で100本以上の芝居やパフォーマンスを観て、映画や美術館にも通いました。」と語っている。
参考:「日経ビジネスアソシエ」(2010.09.21)

ちなみにイギリス留学中は自分で料理をする事もあったといい「スモークしたサバにちょっと火を通して、即席サバ定食なんかを作って食べていました。」と語っている。
参考:「週刊文春」(2016.10.13)


●野村萬斎さん情報3
30歳の時に小学校時代から知る幼なじみの女性と結婚している。
「イギリスから帰国後、しばらくは実家近くで一人暮らしをしていたんですが、『あぐり』(野村がヒロインの夫として出演し話題となったNHKの連続テレビ小説)の前の年に結婚しました。
相手は幼い頃から学校が一緒だった一年後輩。
CAと結婚と報道されましたが、学生時代から付き合っていた相手が、卒業してCAになったという事で、僕がCAを口説いたわけじゃないですよ(笑)。
練馬の実家近くのマンションに住んで新婚生活を始めました。
家内は家の事や子育てに専念にしていますが、伝統芸能の家庭は特殊でしょうから、日々カルチャーショックを受けながら頑張ってくれていると思います。」
参考:「週刊文春」(2016.10.13)、「読売新聞」(1996.06.06)


●野村萬斎さん情報4
アールグレイが好き。
「毎朝自分で淹れて飲んでいます。ミルクはぬるめ、紅茶を高い位置から注ぐのがこだわりです。」
参考: 「小説野生時代」(2016.05)


●野村萬斎さん情報5
大分・由布市にある「西国土産 鍵屋」の「かぎやのおはぎ」を番組で紹介。
甘さ控えめな所がお気に入りだといい、九州公演の際に購入しているという。
参考:TBS「はなまるマーケット」(2014.02.12)


●野村萬斎さん情報6
休日は毛ガニを食べながらスパークリングワイン・シャンパン・白ワインを飲むのがお気に入りだという。
参考: NTV「嵐にしやがれ」(2012.10.27)


●野村萬斎さん情報7
体型が変わらないといい「大学時代のズボンがまだ履ける」という。
参考:TBS「はなまるマーケット」(2012.05.17)


●野村萬斎さん情報8
一家そろってコロッケさんの大ファンだという。
「モノマネと演じるという事の本質は似ている。コロッケさんは有名人という虚構を借りて、自分を映している部分もあるわけですよ。
本当にその人そのまんまそっくりではないですよね。そこにいるのはまぎれもなくコロッケさんで。その諷刺していく過程がやっぱり面白いし、ある想定した人物になったふりをしながら、自分の個性を入れていくという意味では、僕たちが演じるという事と同じなんです。」と魅力について語っている。
参考:「クロワッサン」(2008.07.10)


●野村萬斎さん情報9
女優に会いたいからドラマに出ているという。
「狂言自体は男性なので女優と演技するのはありえない。」と語り、また、「女性に限らずいろんな方と演技するのは嬉しい事」だと説明した。
参考: NTV「しゃべくり007」(2017.05.29)


●野村萬斎さん情報10
芝居をする上で最も大切にしている事は?という質問に、「相手に予測させないトリッキーな演技」だと語った。
参考: CX「オデッサの階段」(2013.01.31)


以上、野村萬斎さん情報10選でした。
お仕事に関する事からプライベートな事まで、魅力と情報が満載の10選でしたね!
筆者は誠に勝手ながら、野村萬斎さんは生まれてからずっと日本にいて、日本でひたすらその芸を磨いてこられた方なのかと思っていましたが、海外に行くなどし、独自の感性を生かしつつも研ぎ澄ましながら、深く熱い努力でその文化を継承し進化させている事を知りとても勉強になりました。
また、コロッケさんのモノマネからも学ぶという視点も凄いなとも思いました。
いつかご本人様にインタビューさせていただける機会があれば、コロッケさんのモノマネレパートリーの中でどれが一番お好きか伺ってみたいなと思いました。(←そこ!?)

Nicheee!は、野村萬斎さんを応援しています!!!
(Written by マス・D・タカシ)