台湾に来たならぜひ食べてほしいグルメ、その1つがなんと「駅弁」です。なぜ駅弁、と思う方もおられるかもしれません。
台湾全土を網羅する鉄道「台鐵」の主要な駅には、必ずと言っていいほど駅弁の販売コーナーがあります。有名な台北駅の構内では売店をはじめ、駅弁専門ショップまで。どこで買っても値段は同じ、メニューも同じですが、店によって早々に品切れになる駅弁もあるので要注意。駅ごとにオリジナルの駅弁が販売されていることもあります。
最もメジャーなのは、排骨肉がご飯の上にドンと乗せてあり、野菜とゆで卵が添えてある駅弁。価格は60台湾ドル(約220円)からとリーズナブルです。
台湾新幹線に乗り、車内で食べてみました。排骨肉やご飯は冷めていても美味しく、肉にかかっていた汁がご飯や野菜と絶妙にマッチ。ゆで卵との相性も抜群でした。なにより、車窓の景色を眺めながら駅弁を食べるのがなんと美味しいことだとしみじみ実感。見た目以上にボリュームあり、お腹いっぱいになりました。
もし鉄道に乗る機会がなくても、駅弁だけ買ってホテルで食べるのも手。オフィスから駅弁を買いに来ている人々も見かけました。
また、台湾新幹線「高鐵」では、通常の駅弁とは異なる高鐵弁当も販売しています。こちらはチキンカツ弁当や野菜弁当など、さらにこだわりのメニュー。販売時間が限られているので、ご注意を。
台灣高鐵 Taiwan High Speed Rail
(Written by AS)